インターネットで調べ物をしているときに、ペラペラだったり、デマ情報だったり、ロクなものが書かれていないサイトを見てしまい「なんだこのクソサイト…」って思った事はありませんか?
ネットの情報は多すぎてまさに玉石混交なので、有用な情報を発見するのは大変ですが、自分の貴重な時間をクソサイトに費やしてしまうのはもったいないですよね。
検索作業を効率化したい、そんな時に役に立つツールがゴシップサイトブロッカーです。
Firefox版
GoogleChrome版
ゴシップサイトブロッカーは、Google検索でサーチした際に不必要な検索結果を非表示にしてくれるスグレモノのアドオン(拡張機能)です。
以前はPersonal Blocklistという便利アドオンがありましたが、そのアドオンが機能しなくなったために代替として作られたそうです。
主な機能として以下があります。
1. ドメインだけではなく、任意のURLによるブロック(例えば、Twitterではアカウントごとにブロックできます)
2. キーワードによるブロック
3. 非表示(ソフトブロック)、削除(ハードブロック)の制御が可能
4. ブロックしたサイトが一瞬でも見えてしまうのを防止
5. カード型の検索結果、ニュース、動画もブロック可能
1はドメイン単位でブロックすると、そのサイトすべてがブロックされてしまいますが、任意のURLによるブロックが可能なので、例にあるようにTwitterであれば一部アカウントのみ、ブログやニュース等であれば該当する記事をブロックすることが可能となっています。
次に2は禁止用語の設定であり、アドオンの設定画面でNGワードを指定し、当てはまったサイトはブロックされます。
3は検索結果にブロックしたサイトが出てきた場合の表示方法で、ソフトブロックでは表示を許可するボタンが出てきますが、ハードブロックでは完全に検索結果から除外されます。
4はそのサイトを一瞬ですら見たくないという人にも安心ですね。
そして5は、Google検索では時々特殊枠の検索結果が表示されますが、それらも一括してブロックすることが可能となっています。
検索結果のそれぞれのサイトに『このページをブロックする』が表示されるので、それを選択するとブロック有無を適宜設定出来ます。
個人的には分かりにくかったので、設定画面で『デフォルト』から『コンパクト』にしてブロック選択をアイコン表示にしています。
ちなみに、ソフトブロックした時は以下のようにブロックを一時解除できるようになっています。
対して、ハードブロックでは完全に検索結果から消去されており、元に戻すにはアドオンの設定画面から変更しなければなりません(全てのブロックを一時解除で閲覧は可能)。
ゴシップサイトブロッカーの設定画面は非常にシンプルです。
設定のインポートおよびエクスポートも可能ですので、バックアップとして使ったり、誰かとブロック情報を共有したい時にも使えます。
正規表現を用いてのブロックも可能です。
排除したいサイトは人それぞれですが、このアドオンを使うことで検索精度の向上に繋がり、まさしく快適な検索環境を生み出すこと出来ると思われます。
ただ、Googleそのものがデフォルトでこのような機能を提供して欲しいとは思いますね。
とはいえ、この記事を見てゴシップサイトブロッカーが気になった方は是非一度使ってみて下さい。
【追記】
もしかすると、環境によっては動かない人もいるかもしれませんので、もう一つ代替となるアドオンの『uBlacklist』を置いておきます。
使い方は以下を参考にして下さい。
Firefox版
GoogleChrome版
2019/06/04:記事タイトルを変更。
2019/06/06:一部文章を修正。
2019/06/08:文末にuBlacklistを追記。