ICOは現在問題になっています。
詐欺が起きやすいし、最初に多額のお金が手に入るので、プロジェクトへの情熱が冷めるようです。
わかる話です。
そこで出てきたのがDAICOです。調達資金はすぐに開発者へ支払われるのではなく、進捗状況に応じて支払われます。しかし、あまり使われていないようで、何か問題があるのでしょう。
今回出てきたRICOは「reversible ICO」の略で、どのタイミングでも投資家が資金を引きあげられるのがウリのようです。
ただし、
Vogelsteller continued. Because this is likely to lead to fluctuation in the value underlying a project, Vogelsteller said the startups will need some "base funding" from private investors outside of the ICO as well.
プロジェクトの根底にある価値変動につながる可能性が高いため、ICO以外の一般投資家による基礎基金を必要とするだろう。
とのこと。(引用;COINDESKさん)
ICO投資家がいつでもお金を回収できるという要件を満たすためには、別途お金のプールが必要です。
であれば、RICOはそれ一本で資金調達手段として成り立たず、むしろその時点その時点での期待を金額換算した評価指標と言えそうです。
但し、一回引き出した投資資金を再度投資できるとは書いていないので、それがあっているのであれば、期待が徐々に減っていくマイナス査定という大前提がある評価指標になると思います。
つまり、RICOを評価指標と呼んでいいのであれば、この評価指標を最大化するには、どれだけ投資家の失望を押さえることができるのかが大事になります。
ではでは
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