トレイルランニングは、私が自分で見つけて、やろうと決心してやったものではありません。
ある日、職場の後輩から誘われたんです。
「tonさん、トレイルランニングの大会があるんですけど、どっすか?」
「トレイルランニングってなぁに?しらないよ」
「山のなかをランニングする感じですよ」
「走るのは嫌いじゃないけど、初めてだから不安だな」
「走るだけだから、走ることに抵抗がないなら大丈夫ですよ」
「でも、大会なんでしょ?ビリだったら恥ずかしいな」
「タイムなんてあって無いようなもんですって。走る距離も選べますから短い奴にエントリしましょう。エンジョイするだけっすよ」
せっかくなので、やってみることにしました。
用意したのは、ジャージとぼろいスニーカー。山を走るというので、ひどく汚れたら捨てようと思いまして。
あとは後輩のアドバイスを聞いて、スポーツ店で走りながら水分補給できる、チューブのついたあれを買いました。
準備段階も楽しいものです。
ランネットというポータルサイトがありまして。
私はそちらからエントリをしました。
記事も専門的でよさそうです。
距離は長い方と短い方がありましたが、短い方(5kmだったかな?)にエントリしました。わざわざ休日に限界を超える必要性を感じなかったのです。
様子見。
様子見。
5kmというと、ガチ勢の方からは鼻で笑われてしまうのですが、トレイルランの5kmは普通の5kmとその性質を異にします。
山を駆け回るという性質上、上りと下りがあるのですね。
どれだけ瞬発よく、思い切り走っても、上りでは登山と変わらないですし、下りはむしろ、ブレーキをかけながら加減をして走るので通常と勝手が違います。
逆にいつものランニングにマンネリを感じている方にとっては、トレイルランニングがいい気分転換になるように思います。
さて、大会の結果ですが、賞に入るなんてことはもちろんなく、参加証をもらいました。(スポーツドリンクだった気がします)
当時のランニングブームもあるのでしょうが、妙齢の女性と知り合うこともあり、楽しいものでした。
(走っても崩れないメイクの仕方など、いろいろと教わりました。俺に語っても仕方ないでしょうに。)
一方で、トレイルランニングは、多くの人間で野山を駆け巡るので、自然破壊につながるという声もあります。
何事も加減が必要だなぁと思う次第です。
オシャレかどうかは知りませんが、トレイルランニングは楽しいものでした。
せっかくなので、一回くらい参加してみてはいかがでしょう?
ではでは
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