ぼちぼち夏がやってくる。
男性諸君は汗で股間が蒸れてかゆくなりやすい季節である。
かかずに治そうデリケアエムズやポリベビーでかゆみが収まればよいのだが、そうは問屋が卸してくれない場合もある。
そんなときはどうすればよいのか。
股間のかゆみに対するわたしなりの対処法を記録しておく。
これが一番大事だ。
かゆすぎると思ったらすぐに恥ずかしがらずに皮膚科に行くべきである。
股間のかゆみは対策を間違うとなかなか治らない。
あなたは死ぬまでずっとその股間のかゆみと共存してくだけの覚悟があるだろうか?
もしそうでないなら皮膚科に行こう。
皮膚科に行く最大の理由
皮膚科に行くのはインキンタムシだとまずいからだ。
水虫の原因になる白癬菌というカビが股間に繁殖して発症するのがインキンタムシ。
股間のかゆみを抑えるために塗っている薬が、実は股間のカビの餌になっているかもしれない。
放置していると悪化していく可能性があるので早めの受診を心がけたい。
インキンタムシ以外が原因の場合でも、処方してくれる薬はよく効く場合が多い。
まずは原因を特定することが重要だ。
皮膚科での検査方法
わたしは今までに4回ほど、股間のかゆみを訴えて別々の皮膚科で診察を受けたことがあるが、その際の検査方法はいずれも以下のようなものだった。
医師がピンセットのようなもので患部をこすって皮膚の一部を採取→それをもとにプレパラートを作成→顕微鏡で白癬菌等の有無を確認
パンツを脱いで股間を見せることに抵抗のある人もいるかもしれないが、かゆい場所によっては丸出しにしなくても済む。
皮膚科での診断後
原因となる菌が発見されればそれ専用の薬が処方され、発見されなければ陰嚢湿疹ということでかゆみ止め成分の入った塗り薬などを処方される。
この薬は市販の薬よりも効果的な気がする。
幸か不幸かわたしはインキンタムシになったことがないので、その際に処方される薬がどのようなものでどの程度の期間をかけて治すのかはわからない。
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これより下は皮膚科での診断結果が陰嚢湿疹だった場合のものである。
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皮膚科に行って陰嚢湿疹だと診察されると、かゆみ止めを処方されると同時に「なるべく通気性のよいパンツを履いてください」と言われる。
本物の通気性が欲しければノーパンこそ正義である。
仕事などでノーパンが難しい人は家にいるときだけノーパンやパンイチで過ごし、日中は通気性の良いパンツを履くなどして、できるかぎり蒸れない股環境を作っていきたい。
陰嚢湿疹の原因にストレスがどれくらい関係しているのかはよくわからないが、ストレスは解消しておくに越したことはないだろう。
少なくともその時点までにかゆみとの闘いで相当なストレスが溜まっているはずだ。
ストレス解消方法はなんでもよいだろうが、わたしの場合は運動をして股間に汗をかくと悶絶していたので、運動はストレスを上積みするだけだった。
陰毛を剃ると心なしか股間が蒸れにくくなる気がする。
ただ、毛を剃って何日かするとめちゃくちゃチクチクするので、別の種類のかゆみと闘うことになる。
陰毛に未練のない人はレーザー脱毛をしてみしまうのもありだろう。
現段階でわたしは陰毛に未練があるのでまだ脱毛には踏み切れていない。
これも意味があるのかはわからないが試してみた。
1週間くらいやっていると、その後しばらくはかゆみがましだった気がする。
ただ、掻いたところが傷になっているうちは、ほかの病気をもらう原因にもなりうるので控えたほうが良いかもしれない。
上のことを試しながらしばらく生きていたら症状はなくなった。
次回、陰嚢湿疹になったときに今回の知見が役立つかどうかはわからないが、一応メモしておく。
股間を蒸らさないことを心掛けながら、健康な生活を送っていきたい。
とりあえず「おかしいな」と思ったら、皮膚科にすぐ行こう。