【テレサ・テン】

台湾出身の昭和の歌姫ですが、実は「台湾のスパイとして対中工作を行っていた」いう噂があります。
実際に彼女の父親は軍人であり、彼女自身も中華民国国民軍の広告塔として活躍していました。
具体的には、中華人民共和国の統治区域に向かって、隣接する金門島から彼女の音楽を大音量で流すなどの抗議活動を行ってたり、天安門事件の際には香港で行われた民主化デモ弾圧に対する抗議集会に参加し、歌を披露していました。
さらに、8か国語もの言語をしゃべることができ、たくさんのパスポートを所有していたことからスパイだと言われるようになったのです。
具体的にどんな諜報活動を行っていたかと言うと、世界を自由に飛び回れる立場を利用して他国の軍事情報を提供するという役目を負っていたそうで、忠実に任務を遂行していたみたいです。

彼女は1995年5月8日、タイのチェンマイに滞在中、42歳という若さで亡くなってしまったのですが、これにも暗殺疑惑があります。
そもそもタイにいたのは、タイの奥地ゴールデントライアングルに潜む国民党の状況を探る任務のためだったと言われています。
そこで何らかの秘密を知ってしまい、暗殺されてしまったというのです。
また、彼女が諜報活動を辞めたいと言ったことで、暗殺されてしまったという説もあります。
 

参考
芸能パンダ
演歌一筋.com
ときめきとぴっく