「あなたって、○〇だよね!」
と誰かに言われて、初めて「自分って○○だったのか」と気付くことありませんか?
実は自分には自覚している自分以外にも自覚のない自分というものがあります。
アメリカの心理学者ジョーとハリーは、「ジョハリの窓」という概念で潜在的な自分というものをそれを表しました。
まず、自分も他人も知っている開放された自分がいます。これを「開放の窓」と呼びます。
次に、自分だけは知ってるけど、他人には知られていない自分がいます。秘密を抱えた状態ですね。これを「秘密の窓」と言います。
そして最初の例ののように、自覚していないけど他人は知っている自分というものがあります。これは「盲点の窓」
さらに、自分自身も他人にも知られていない「未知の窓」というのがあります。
人との関わり合いの中で、徐々に開放の窓を広げていくことを成長と呼ぶのかもしれませんね。
参考
「大人の心理学常識」(トキオ・ナレッジ)110-111頁