ある日、あなたの目の前にUFOが現れるかもしれません。
ただ、そのUFOはニセモノである可能性があります。
なぜなら、世界にはホログラム映像を使ってUFOの襲来を演出しようという計画があるから。
その計画を「ブルービーム計画」と呼びます。
これは、1994年、カナダ・ケベック市のジャーナリストの故サージ・モナストによって報告された計画です。
その報告によると、ブルー・ビーム計画は、米軍、国連、米国防高等研究計画局、NASA、そしてアラスカ大学によって行われるみたい。
そして、この計画は4つのステップに分けて行われるそうです。
具体的に、ブルービーム計画とは何なのか?
それを知るためにまず、ブルービーム計画で想定されているシナリオを見ていきましょう。
まず、ブルービーム計画では人工災害が引き起こされます。
人工的に災害を起こす兵器として、都市伝説ではHAARP(ハープ)という地震兵器があるとされています。
HAARPとは、高周波活性オーロラ調査プログラムと言って、米空軍と米海軍、国防高等研究計画局 (DARPA=ダーパ)、そしてアラスカ大学が行ってる共同研究で、地球の電離層と地球近傍の宇宙環境で発生する自然現象を探求を目的としたプロジェクトです。
陰謀論ではよく、このHAARPによって地震が引き起こされるのではないかとされていますが、実際にこれで地震が引き起こすことができるかどうかは定かではありません。
ただ、人工地震全くの荒唐無稽というわけではありません。なぜなら、地下で核爆発を起こせば地震を発生させることができるから。
(北朝鮮の地下核実験は、地震測定によって確認されています)
つまり、ブルービーム計画の第一段階は、こういった技術によって人工的な災害を起こすことから始まるとされています。
では、なぜ人工的に災害を起こすのか?
それはキリスト教やイスラム教などの宗教観を揺さぶるためです。
災害によって身近な人が亡くなれば、今まで信じていた神様に対して裏切られた気持ちが膨らみます。
「なぜ、私たちを救ってくれないのか?」と言った具合に。
ステップ2
世界各地の上空にホログラムでキリストやムハンマド、ブッダといった聖人の姿を映し出します。
そしてその聖人たちがやがて一つにまとまって、新たな神の姿になり、新たな預言が与えられるそうです。
つまりこれは、既存の宗教の根底をひっくり返して、新しい宗教を創り上げるということですね。
2017年、アフリカ・ザンビア共和国の上空に全長は100メートル以上ある人型飛行物体物体が出現したというニュースがありました。(exciteニュース まいじつ記事より)
その物体は約30分ほどショッピングモールの上空を漂っていたそうです。
もしかすると、これはホログラムで映し出されたものかもしれませんね。
ホログラム映像はすでに様々なイベントに活用されていて、アメリカではマイケルジャクソンやホイットニーヒューストンなど、亡くなった方をホログラムで再現したコンサートが行われています。
また家庭でもホログラム映像を楽しめるディスプレイもあり、こういった技術は徐々に一般化しつつありますね。
クオリティも進化しているので、本気で作り上げればホログラムとはバレないような映像を流すことはできるでしょう。
百聞は一見に如かず!
YouTubeにあるホログラム映像をいくつか載せておくのでご覧ください。
ステップ3
ここでは電磁波エネルギーや超音波技術で人間の脳に直接語りかけるテレパシーが行われ、世界中の人に新しい神様の声を聞かせます。
ある日突然、自分にだけ神様の声が聞こえてきたら、誰だって自分を特別だと思い込み、それを信じてしまうでしょう。人には自分を特別視する性質があるので。
あなただって、「なんだかんだ自分はコロナにはかからないだろう」と思ってませんか?
そう思い込むは、潜在的に自分は特別だと思っているからです。
こうして、新しく作り上げられた新宗教にハマってしまう人が世界各地で続出するわけです。
さて、ここで問題になるのは「本当に人と脳に直接語りかけるなんてことができるのか?」ということ。
立命館大学の情報理工学部、西浦敬信教授はYouTubeにて、「狙った"点"にだけ音を発生させるスピーカーシステム」を公表しています。
これは、空間内のある一点だけに音が聞こえる「極小領域オーディオスポット」という装置の実験映像です。
この実験では、音がまっすぐに進む超音波スピーカーが6つ用意され、それが1点に集中するように並べられています。
この装置で音楽を流すと、集中させた1点以外の場所では音楽が聞こえるのに、そこから移動すると全く何も聞こえなくなります。
こうした技術を使えば、「誰もいないのに、誰かが自分にだけ話しかけている」という状況を作り出すことは可能でしょう。
あなたが誰かと一緒にいるのに、自分にだけ声が聞こえるとしたら、不気味じゃないですか?
こういった技術を知らずにこの声を聞けば、「神様が語り掛けてきた」と、信じてしまう人も多いでしょう。
いよいよ最終段階です。
ここでは、とうとう宇宙人が地球へ侵略してくるといったストーリーが展開されます。
世界中のあらゆる地域で、UFOが街を侵略する映像が再びホログラムによって流されます。
もしかすると、実際に爆弾を使い、映画のように映像に合わせてそれを爆発されるのかもしれません。
こうして、宇宙人の侵略を信じ込ませ、国連が各国に武装解除するよう訴えかけます。
ちなみに国連もこの計画に加担しているとされているので、自作自演となるわけです。
では、ブルービーム計画の最終目的はいったい何なのでしょうか?
なぜ、ここまで大掛かりな演出を企てて、新宗教を創り上げ、宇宙人と戦わせるのか?
それは、新宗教のもとで世界統一政府を樹立するためです。
今までの宗教は、戦争によって対立構造が作られていました。
しかし、既存の宗教を根本からぶっ壊し、新しい宗教を樹立することで世界中の人々がまとまっていきます。
さらに人類以外の敵を出現させることで、自分達を守るために各国で協力体制が敷かれます。
やがて、国連を中心に宇宙人を倒すためといった名目で、世界中の国が一つとなり世界政府が作られていくのです。
そして、世界政府のもとで全人類を管理する新世界秩序の形成がこの計画の最終目的だと考えられています。
さて、この壮大な計画はいったい誰によって行われるのでしょうか?
それは、米軍や国連さえ動かせる権力を持った、ディープステートやイルミナティといった闇の勢力だそうです。
こういった組織が実在するのかといった疑問もありますが、それ以前に、本当にこの計画が実行されるのでしょうか?
『世界を動かす「闇の支配者」陰謀大全』という本の中で、国際ジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏は、これはディープステートの切り札だと言っています。
切り札ということは、最終手段だということ。
彼らの目的は、世界政府樹立によって新世界秩序を実現することですが、その手段の一つとしてこういった計画が考えられているということですね。
なので、本当にこれが実行されるとは限らないということです。
ただ、彼らの目的だけはリアリティを感じます。
今世界では、SDGsが進められています。
世界中で同じ目標に向かって取り組もうといったもので、これに従ったルール作りも構築されつつあります。
レジ袋有料化もその一つで、実際にSDGsによって各国の法が世界基準に沿ったものになっています。
ささいなことかもしれませんが、こうした法律を積み重ねることでじわじわと世界中を統一し、新世界秩序を形成しているのではないでしょうか?
やがて本当に世界政府が樹立されれば、彼らの都合のいい法律によって全人類が縛られていくことになります。
世界征服のような話は大袈裟ですが、経済を効率化していくためには自由で開かれた貿易が欠かせません。
そのために、各国で関税を撤廃していこうといった、ボーダーレス化が進んでいます。
このボーダーレス化こそ、新世界秩序の形成に不可欠な取り組みです。
各国が貿易に依存するほど、各国の規制が邪魔になり、国際ルールに沿ったものに改革されてゆくので、どんどんボーダーレス化が推奨されていくでしょう。
中国も同じように中国中心の貿易圏である「一帯一路構想」を展開していますが、これはディープステートやイルミナティがやっているボーダーレス化と同じような発想です。
今、世界で行われている覇権争いは、誰の手によって新世界秩序を形成していくかといったものなのかもしれません。
今回は割とぶっ飛んだ話でしたが、最後に話したボーダーレス化によって新世界秩序が形成されるというのは、僕も若干信じています。
今世界中で叫ばれている、「差別はいけない」とか「男女平等」といったこともこれに関わっています。
こういった運動をポリティカルコネクトネス(政治的正しさ)といって「人類の普遍的な価値観」だとされています。
そしてこの価値観を守るという大義名分が、国際機関の権力を強めていくでしょう。
もし、本当にそんなことになれば自分の国の法律なのに、自分達では決められなくなります。
国連の価値観にあったものでなければ、通してもらえないかもしれません。
参考
慶喜
コウの雑記帳
exciteニュース まいじつ記事
LIC
Grail channel
Nils Humano
Ritsumeikan Channel
SankeiNews
『世界を動かす「闇の支配者」陰謀大全』