子供の頃、我慢ができた子は、大人になって成功する!
1972年、米スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルは4歳の子供を168人集めて、子供の自制心を測るテストをしました。
実験内容は単純で、犬の「待て」のトレーニングみたいに、子供の前にマシュマロを置いて、15分食べるのを我慢させるというものです。
もちろん、実験室には子供1人だけにさせます。
実験結果は、我慢できずマシュマロを食べてしまった子が、3分の2ほど。
最後まで我慢出来た子が、3分の1程度。
さて、それから16年後。
二十歳になった被験者たちの追跡調査が行われました。
すると、4歳の頃マシュマロを我慢できた子たちは、我慢できなかった子たちと比べて、大人になったときの社会的成功度が高く、大学進学適正試験においても210ポイント以上上回っていました。
また彼らの大脳を撮影すると、集中力に関係する腹側線条体と前頭前皮質の活動に明らかな違いがあったのです。
我慢できた子たちの方が活発的でした。
つまり、小さい頃我慢ができていた子は、大人になってもその自制心は保たれるってことですね。
子供に我慢をさせるということは、それだけ大事なことなのかもしれません。
参考