こんばんは、ゆーこです。
ライトな記事ですけどね!
さて皆さま、「循環取引」という言葉をご存知でしょうか。
多くの方に馴染みのない言葉かとは思いますが、いわゆる粉飾決算を行う際に使われる手口です。
Wikipediaではこの通り。
循環取引(じゅんかんとりひき、英: Round-tripping)は、複数の企業・当事者が互いに通謀(つうぼう)し、商品の転売や業務委託などの相互発注を繰り返すことで、架空の売上高を計上する取引手法のこと。
エンロン事件なんかが割と有名なのでしょうか。
簡単な例だと、
AさんがBさんに100円である商品を売る。
BさんがCさんに200円でAさんから100円で買った商品を売る。
さらにCさんがAさんに300円でBさんから200円で買った商品を売る。
…こうやってぐるっとモノを一周させれば取引の実態は何もないのも同然なのに、Aさんには100円、Bさんには200円、Cさんには300円の売上が発生することになります。
通常、続けていくと同業他社と比較した際の売上や利益率が異常値を示すようになっていくのでそれがきっかけで発見されることがあります。
さて、ここで昨日実装されたALIS投げ銭ランキング上位陣を見てみましょう。
1k以上の投げ銭・・・!?
ということで、おそらく共謀はしていないのでしょうが、普段から仲のいい数名の間で楽しんで投げ銭を大量にした結果こうなったんじゃないかな・・・と推測しました(ΦωΦ)
誰から誰に投げ銭したか確認した訳ではないので違うかもしれないけど!
個人的には投げ銭しあってランキングが上がること自体は推し記事が投げ銭によって多くの人の目につく機会を増やすチャンスでもありますし、ALISトークンのバーン(≒価値向上)が進むということでもありますし、特に反対ではないんですけどね。
ですが、もし「本当に良い記事が上位に表示される」ことが運営さんの目的だったならば現在の仕様には少々問題があるのかな、と思わざるを得ません。
循環取引においては、商品やサービスそのものは最終消費者・需要家に販売・提供されず、当事者・業者の間で転売が繰り返されているだけであり、本来の意味での売上(=消費)は発生しない。
Wikipediaより
循環取引は会計の世界でも複雑なスキームを組まれると見抜きにくいものですが、何らかのロジックによっていい感じ(ざっくりしすぎ)にならないかなーと思っています。
2.1. 案ずるより産むが易し
投げ銭機能の実装に反対するグループと賛成するグループ、二つあると思います。実は、ALISチームでも投げ銭ランキングの賛否は二つに分けられています。しかしながら、せっかくのβ版、ALISならではの新しいことに挑戦しようという思いで今回の投げ銭ランキング機能を実装することにしました。そう、ALISのサイトにも宣言しているように『Be the first penguin』の志を重要視した決断です。
投げ銭ランキングリリース時の記事にもこうあった通り、今はβ版ですしいろいろ試して最終的に綺麗な形になればな、と!
今回もお読みくださりありがとうございました♪