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◆ 留意事項
・この記事は「2018/06/16」に作成されています
・内容の一部に誤りが含まれているかもしれません。予めご了承下さい
◆ 【仮想通貨】ALISトークンの説明
ALISトークンとは(アリストークンとは)、イーサリアム(Ethereum)の「ERC20」で作られたトークンのことを示します。
……と説明するのが妥当なのですが、この記事をまとめている「初心者向けの情報まとめ」では、「ALISや仮想通貨」の初心者が多くいると考えられるので、ALISトークンに関することをもう少しわかりやすく説明してみます。
◆ ALISトークンについて
「株式会社 ALIS」が管理(発行)している「仮想通貨(暗号通貨)」のことです。
市場に流れている仮想通貨なので、「BTC(ビットコイン) → JPY(円)」に変換することで「現金化」することが可能ですね。
「日本円と引換可能な、ネット上のポイント」と考えれば、わかりやすいかもしれません。
ただし、「ポイント」と「円のレート」が固定化されていないので、「ALISトークン」は、高くなったり安くなったりします。
◆ イーサリアムについて
続いて、冒頭で記載した「イーサリアム(Ethereum)の『ERC20』で作られたトークンのこと」の説明。
○ イーサリアムとは(Ethereumとは)
イーサリアムを超簡潔に述べると、(ネット上で動作する)「ソフトウェア」のことを指します。
そして、このソフトウェアは、内部で仮想通貨の概念を作ることができます。
現実の世界でわかりやすく例えると、「任意の紙を印刷してくれる造幣局」かな。
法定通貨(円やドル)を作ることはできませんが、依頼を出せば、「オリジナルの札束」を刷ってくれたりします。
(イーサリアムを使えば、素人でも好きな名前の仮想通貨を発行することができるのです)
・ALISトークンとイーサリアムの関係について
ALISトークンは、イーサリアムで生成された仮想通貨です。
イーサリアムのソフトウェアの機能によって、生成や管理が行われていたりします。
・仮想通貨の取引所でトレードされている「ETH」というものについて
「ETH」は、「Ether」という「仮想通貨」の省略名です。
イーサリアム内で管理されている仮想通貨であり、イーサリアムのプログラムを動作させるために必要だったりします。
○ ERC20とは
イーサリアム内にある「ソフトウェア(仮想通貨を管理するシステム)」の1つです。
……技術者以外は、あまり使わない言葉なので、気にしなくても良いはず。
詳しいことが知りたい方は、「ERC20とは」で検索して下さい。
○ トークンとは
仮想通貨の用語における「トークン」とは、イーサリアム等の「プログラム上(ブロックチェーンと呼ばれるシステムの上)」で作られた「仮想通貨」のことです。
なお、仮想通貨の名前に「トークン」というものがついているということは、親元に「何らかのソフトウェア」が存在します。
ALISトークンの場合は、「イーサリアム」というソフトウェアで作られた「トークン」ですかね。
・余談:仮想通貨の「コイン」という名前について
昔は、自作した仮想通貨のことを「○○コイン」、ブロックチェーン上で作られた仮想通貨のことを「○○トークン」と呼んでいましたが……、
最近は、語呂を考慮して「コイン」という名前をつける仮想通貨も増えてきています。
日本産の仮想通貨の一例:
NANJコイン → イーサリアム上のプログラムなので、正確には「NANJトークン」
VIPSTARコイン → 独自で作られた「コイン」(確か「HTMLコイン」のコピー品だったような記憶がありますが、一応コインです)
奏コイン → イーサリアム上のプログラムなので、正確には「奏トークン」
コインと名乗っているものは、名前だけでは判断できない状態になっています。
一方で、トークンと名乗っているものは、ほぼ確実にトークン(ブロックチェーンというシステムの中で作られた仮想通貨)です。
◆ 「ALIS」と「ALISトークン」の関係について
ALISで活動している方には、「ALISトークン」がもらえていますね。
これは、「株式会社 ALIS」が「ALISトークン」という「(データ上の)お金を刷っており」、それを配ることで成立しています。
(イーサリアムのプログラムに変更依頼を出すことで、ALISトークンの量を増やすことができます)
やっていることは、日銀が「日本円を印刷する」のと同じようなことかな。
……ですが、単純にALISトークンを増やしても、それでALISトークンの価値が変わるわけではないので、実需を作らずに枚数を増加させると、「インフレ通貨」になってしまいます。
○ インフレ通貨とは
インフレ通貨とは、1枚あたりの価値が落ちていく通貨のことです。
「通貨の値段(時価総額)」というのは、
値段 = 価値 ÷ 発行枚数
で決まることが多いので、価値が思うように上がらなかったり、発行枚数が増えたりすると、通貨の価値が落ちたりします。
○ ALISトークンはインフレ通貨になってしまうのか
実需ができないと、インフレ化を起こします。
けれど、「ALISトークンの価値を大きく増やしたり」、「何らかの手法で発行枚数を減らしたり」すれば、インフレから脱却することが可能です。
◆ 「ALISトークン」の価格の調べ方について
ネットで「ALIS JPY」や「ALIS BTC」と検索すれば見つかります。
一例:「ALIS JPY」の相場チャート(CoinGeko)
◆ おまけ:なぜALISは、イーサリアムを使って「ALISトークン」という仮想通貨を管理しているのか
「作るのが容易だから」と「機能を拡張させるのが簡単だから」が理由ではないかと考えています。
イーサリアムというソフトウェアの規格に統一することで、
・仮想通貨を作るのが簡単
・セキュリティが高くなる
・機能の拡張が比較的楽に行える
・プログラムの開発を行う手間が省ける
・イーサリアムウォレット(プログラムのお財布)にまとめて管理することができる
などのメリットが生じます。
◆ 終わりに
とりあえず、
「ALIS」では、「ALISトークン」という名前の「仮想通貨」が配られており、それは「現金にすることできる」
ということを理解していれば、さほど困らないと思います。
(より詳しいことが知りたい方は、「ALISのホワイトペーパー」などを読んだり、「ALIS運営の『情報公開ページ』をリンク集でまとめてみた」で情報収集とかを行ってみて下さい)
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