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◆ 【ALIS】企画を開催する際に覚えておきたいこと
どうも、アリスブロガーの「ゆうき」です。
以前、イラストコンテストというものを開催したのですが、
その時に得られた知見などをまとめてみました。
今後、ALISで企画をする際の参考材料になれば、幸いです。
○ 留意事項
・中規模以上の企画を対象としています(小規模な企画だと、あまり参考にならないかも)
◆ 企画をする前の前提条件
○ ALISで多少活動して、周りに認知されているか
自分のことが良いと感じてくれているユーザーが、一定数以上必要です。
(あまりいないと感じる場合は、誰かの信頼を借りてきましょう)
○ アクティブなALISユーザーが、Twitterのフォロワーに一定以上いるか
いないと、宣伝力が全然ないので、かなり失敗しやすくなります。
◆ 熱意
○ 告知用のポスターを作ったか
企画に合わせた魅力的な1枚絵とかでもOKです。
素敵な画像を作るぐらいに「やる気」がある、というのを見せておきたいですね。
○ もらった投げ銭を懐にしまっていないか
受け取った投げ銭は、全て景品などに用いてしまうのが良いでしょう。
主催者は赤字覚悟で行ったほうが、好まれやすいです。
※ 補足:赤字でも企画を行うメリットとは何か
以下の項目のいずれか1つ以上を主体とするのが良さそうです。
1,ALISへの貢献
2,Twitterのフォロワー集め
3,他のALISユーザーと仲良くなる
4,目的のコンテンツを収集する
金銭を価値に変える感じでしょうか。
○ 積極的に宣伝を行っているか
前半の期間は、積極的にツイートしたり、宣伝したりしましょう!
(後半は、宣伝をしても参加者の制作が間に合わなかったりするので、程々が良いかな、と思っています)
○ 企画を完遂させる覚悟があるか
企画の記事を発表したら、もう逃げることはできません。
自分が思いつく手を、できるだけ行って、企画を上手く軌道に乗せましょう!
◆ 企画に入れておきたい条件
○ すぐに参加したくなる仕組みがあるか
一例:
1,既に作品がいくつか投稿されている
2,早めに投稿するとボーナスが貰える
3,気軽に参加できるか
4,参加しやすい人に対して、事前に伝えておく
序盤のスタートダッシュが大事です。
多くのユーザーは、その企画に価値があるのかどうかを確認しているので、
序盤で盛り上がれないと、様子見のままで終わってしまいます。
○ 複数回投稿したくなる仕組みがあるか
企画に参加して「良いと感じてくれる」と、参加者は、2作目以降も作ってくれることがあります。
複数回の投稿は、盛り上がりに貢献してくれる可能性が高いので、開催中に何回も作りたいと感じるような設計をしておきたいですね。
○ 新人の方や、自信があまりない方でも参加しやすいようになっているか
新人ボーナスや、参加賞とかもあったほうが良さそうだと思っています。
○ 金銭的な報酬があるか
お金の有無で、人のやる気は大分かわります。
○ ランキング形式の場合は、上位は報酬が多く、下位は幅広く報酬が配られているか
1~3位は報酬多め。4位以降は、報酬が少ないけれど、できるだけ多くの方に配られる、というのが集客の面で望ましい手法だと感じました。
(それと、上位の作品に負けてしまったら報われない、というのは避けるようにしておくべきです)
○ 金銭以外の報酬もあるか
人の欲求をできるだけ満たせるような価値も、用意しておきたいです。
(ALISに貢献、楽しい、承認欲求が満たされる、人気が出る、いいねがもらいやすくなる、投げ銭がもらえる等……)
○ 自分への負担が分散される仕組みを用意したか
「協賛」「お手伝い」「審査員」などが集まるようにしておくべきです。
……もちろん、手伝ってくれている方への報酬(金銭、もしくは価値での報酬)もお忘れずに。
◆ サポーターの条件
○ 作品を投稿してくれる仲間がいるか
序盤のブーストは、仲間に頼るのが望ましいでしょう。
○ 積極的に宣伝してくれる仲間がいるか
アクティブなフォロワーが多く、多くのユーザーに好かれている方に、宣伝を「何度も」してもらいたいところです。
(※1 作品のリツイートとかでもOKです)
(※2 宣伝してくれる仲間にもメリットが生じるようにしておきたいです)
○ コメントを積極的に行ってくれる仲間がいるか
企画の盛り上げに一躍買ってくれます! もしかしたら、2作品以上作ってくれる人が現れるかも?
○ 心の支えになってくる仲間がいるか
企画をすると、責任とか、大量の投げ銭の管理とか、他のユーザーの不満とかが色々とのしかかってくるので、心の支えをしてくれる仲間が必要になります。
(いないと、企画が失敗した時にかなりの精神的ダメージを受けます)
※ 上記の条件を一通り満たすことができない上に、お金を十分に出すことが不可能であるなら、企画は諦めたほうが良さそうです
◆ 企画にあったら良い要素
○ 開催期間を2~4週間にするのが望ましい
土日を3回以上挟むのがナイスです。参加しやすくなります。
○ 企画の制限(制作の難易度)は、できるだけ緩めにする
制限を緩和したり、部門を増やしたりして、より多くの方が参加できるようになっていると、盛り上がりが増します。
○ 貢献性を確認する
お金だけで動いてくれるユーザーは、そこまでいません。
ALISで企画する場合は、それがALISの貢献になる、ユーザーのためになる、というのを生じさせるようにすると、交流がスムーズになります。
(もちろん、それとは別に、報酬も必要となります)
◆ 参加者の投稿形式
○ 企画の参加は、ALISの記事の投稿が無難
DM(ダイレクトメール)や、メール、ディスコード等を用いるのは、可能であれば避けておきましょう。
内輪感があるシステムを利用してしまうと、大分参加しづらいです。
(なお、「ALISの記事の投稿」にしておけば、記事がずっと残り続けるというメリットが、参加者に生じます)
◆ 集客1
○ 記事の公開の数日後にエアドロップを行う(効果:大)
企画の記事を掲載した後、1~2日経過したら、リツイート系のエアドロップを開催しましょう!
※1 ついでにフォロワーを集めておくと、後で都合がいいかも……笑
※2 日程を少し経過させるのは、ALISでの宣伝と被らないようにするためのものなのですが、人気記事ランキングの上位を狙いたいなら、同じ日にちに行う方が良いかもしれません
※3 エアドロップの日程は短めに。長くすると企画との同時進行によって、負担が大きくなります
一例:
(後で気がついたのですが、ツイートに人気の高いハッシュタグをつけておくと、宣伝力が高まります)
○ 企画参加の条件に、企画元の記事へのリンクを推奨させる(効果:中)
イラストコンテストの記事では、これによって、いいねが「20 → 40」まで伸びました。
これを行うと、参加者が多いほど、後続の参加者が増えやすくなります。
○ 企画参加の条件に、Twitterの紹介(自分の作品の紹介)を推奨させる(効果:中)
企画をやっているということを、何度もアピールしておきたいです。
ユーザーの関心度が変わったりします。
◆ 集客2
○ 企画の紹介記事をTwitterの固定ページに設定しておく
Twitterから自分のプロフィールが開かれた時に、企画が開催中であることを伝えましょう!
◆ 企画元の記事
○ 企画の記事のタイトル名を見たとき、企画が開催していると判断できるか
タイトル名を誤ると(適切でないと)、参加者が激減します。ご注意を。
○ 内輪感は出さない
外部ユーザーも見ていることが結構あるので、記事のターゲットは広めにしておくべきです。
○ 推敲する
通常の記事より、誤字脱字を減らしておきましょう。
誤ったテキストは参加する意欲を(若干)削いでしまうので……。
○ 見やすくする
項目分けしたり、箇条書きで上手くまとめたり、改行を適切に入れたりしたいです。
○ TwitterのリンクをOGP(ウインドウ形式)で貼っておく
よくわからない方は、こちらを見て下さい。
開催者のプロフィールを確認できるようにしておきましょう。
◆ 企画を開催して感じた反省点
○ 企画の発表のツイートはエモいか
失敗例:
以下の条件を満たしたほうが良かったと考えています。
1,エモい(リツイートしたくなる内容)
2,Twitterの文字数はギリギリまで増やす
3,魅力的な画像(使い回しの素材は避ける)
4,有力なハッシュタグを用いる
○ ランキングは2つに分けておくべきだった
以下のようにしておけば良かったな、と感じました。
ランキングA:1~3位のみ。ユーザーの重複禁止。賞金は高い
ランキングB:1~20位など。ユーザーの重複OK。賞金は低い(下位は全て同額でもOK)。対象は広く
こうすることで、「複数の作品を作りたい!」と感じさせることができます。
○ 企画を立てる時は、予め色々な事を想定しておくべき
突発的に企画を作ると、かなり大変です。
できることなら、先に予定を立てておきましょう。
(私は予定を決めていなかったので、前半は物凄く忙しい状態になりました……苦笑)
◆ その他
○ 賭博法と、景品表示法と、著作権法に注意
知らない場合は、軽く勉強しておくことを推奨します。
○ 「自分でも、その企画に参加したい!」と感じることを確認しておく
自分が参加したくないと感じるものは、大体、他者も同じように感じています。
企画が出来上がったら、一度、第三者視点で企画全体を眺めてみたほうが良いかもしれません。
○ ランキングを導入している場合は、中間順位の発表も効果的
宣伝や企画の盛り上げ等に役立ちます。
○ 作業すべきことをメモしておく
企画をすると、やるべきことがたくさん出てきて、覚えておくだけでは対応できないことがあるため、
どこかに行動リストを書き残しておいたほうが良いと思います。
○ 1位の人は、5000円以上の報酬にしておくと、人が集まりやすくなる
とある方からアドバイスを貰いました。
お金で解決したい場合は、1位の報酬額を5000円以上にしておくのが望ましいようです。
○ 利用規約を作っておく
1,されるとマズイことの防止
2,法的な許可を得ておきたいもの(転載とか)
3,免責
この辺などを記述しておけば、後々トラブルが起きてしまった時に防御できることがあります。
○ 万が一、事故や病気で企画が継続できなくなったら、代わりに行ってくれる人がいるか
代行できる方を待機させておくと、企画の保守性が増します。
(可能であれば、企画で配るお金も貸しておきたいところ……)
○ Twitterの企画紹介のツイートには、凄く重要な情報を書いておく
「開催期間」「1位の賞金」「どのような企画なのかの簡潔な説明」
という要素は入れておきたいです。
○ 記事には必要な情報を書く
「開催期間」「賞金」「ルール」「条件」「協賛(任意)」「投稿形式」「投稿のルール」「補足事項」「希望事項」「利用規約」「審査員への伝達事項(任意)」「報酬の支援者の紹介(多額の投げ銭をしてくれた方)」
は、一通り書いておいたほうが良さそうです。
◆ メンタル
○ 基本的に、あまり怖がらないことが大事
「大量の投げ銭が届く」「協賛が複数現れる」「期待の声を受けすぎる」などが発生したりすることもありますが、そういうのは気にしないほうが良いです。気楽に行きましょう!
(※1 企画が辛いなーと感じる時は、誰かに軽く相談したり、雑談したりするのも効果的です)
(※2 自分を褒めるのも行わないようにしたいです)
○ マイペースを維持すること
企画は、優先順位を明確に定めた後、やるべきことを淡々とこなしていくのが理想です。
仕事の量を気にしたり、先々に不安(上手く行かなかったらどうしようとか、病気になって続けられなくなったら困るとか)を感じたりする、というのは起こさないようにしておきたいです。
○ 失敗したら(投稿者が現れなかったら)、どうするのかを先に決めておく
失敗した状態で企画を眺め続けていると、精神に大きなダメージが入るので、何らかの対策方法を考えておくのが望ましいです。
(場合によっては、早急に諦めてしまうことも大切です)
○ 自分で決めることを心がけておく
他者の意見を参考にするのは良いのですが、その情報を全て鵜呑みにするのは危険です。
最終的な決断は自分で行いましょう。自分の企画ですからね。
以上です。参考になりましたかね。
(´∀`)
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