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先日、以下の記事を書きました。
そこで「日本人は、あらゆるものを消費財かつ大半は消耗品だと認識しており、それに人までが含まれている」と書いていました。
これは日用品の概念「より良いものを、より安く、より多くの人へ」というものが時代及びテクノロジーの進歩と日用品の充足によって「より良いものを、より安く、より早く」に変わったことから引き起こされています。
以前に書いた『視野が狭いと貧乏になるが、日用品の最後「より多くの人へ→より早く」によって、日本全土に及んでいる』という記事で、以下の画像を使って説明していましたけれども。
上記の画像を使って、今回の話を以下のように画像で表してみました。
ここまで人材の話をしましたけれども、実は日本人の価値観というものは全般的に「あらゆるものは消費財→消耗品」になってきているのです。
というわけで、冒頭のリンク先の記事で私は、以下のようにも書いていましたけれども(引用します)。
あらゆるものを消耗品だという認識は、日本人を貧しくしています。
・「物」をすべて消耗品だと思っている→芸術やラグジュアリーを理解できない(故に高価な物に対する目利きがない)
・「お金」を消耗品だと思っている→使ったら終わりだと思っている(が、実は経済圏の中を循環し、継続するもの)
・「人」も消耗品だと思っている→使い捨てることで賃金が上がらず、自殺者も増える(姥捨て山の価値観が残っている)
少なくとも、既に「個人の持つ“自らを大切にする権利”を阻害する国や会社は、世の中からの糾弾によって、多大なる損失を被る」状況にはなっております。
それ故に今回のことが、英国の報道によって起こっているのですから。
ここの部分の正体は、視野が狭くなって「貧すれば鈍する」ということであり、かつ「経済圏(=循環と継続)」を理解していない、ということでもあると思います。
「経済圏(=循環と継続)」を理解していないことは、日本の低迷の元凶にも繋がっていると経済評論家の加谷珪一氏が指摘されていました。
その時に書いた記事は以下でした。
また「経済圏(=循環と継続)」については、理論を知らなくとも体感的に知っている人もいるでしょうけども。
その一人であるガーシーこと東谷義和氏を例に挙げ、以下の記事を書いていました。
ここら辺の話にご興味ある方は、よろしくお願い致します。
というわけで、結論としてはいつもの話(この記事とか)になりますけれども。
・日本人自らの持つ古い価値観によって自らを貧しく不幸に陥れる者が多く、それが他国と比較して自殺者の多い理由の一つになっている
ということでした。