えーと、これまで母親の悪口を散々書いてきましたけれども。
はっきり言って父親も嫌いだし、どっちが悪いか……というか、どっちが親に向いていないかと言えば、父親の方なんですけれども。
そんな過去のことを書いていても何にもならないので、書いても仕方がないとは思うんですけれども。
というわけで、このようなことを何とか役に立たせる方法はないものかと思いましてですね、以前私はニートやひきこもりに悩む皆さんに向けの電子書籍を書きました。
そしてそこで「本を読んで感想文を書いてくれたら、500円以上差し上げます」というキャンペーンをやってみたこともありました。
電子書籍は99円ですから、たくさんの人が読んでくれてかつ応募者もたくさんおられましたら、私は大赤字になるはずでした。
……が、そんなに読んで頂けることはなく、応募してくれる方もほとんどいないという状況でしたが。
これまでに応じて頂けた方は、厳密に言えば一名様だけです。
ただし、規定外で書いてくださった方が三名様おられました。
(ありがたいので報酬をお支払いすると申し出たのですが、規定外だからいうことで受け取って頂けませんでした。
規定外とは文字数や内容、対象外の電子書籍で書いて頂いた、などです)
他にも、ツイッターのDMでお話ししてくれた方もおられました。
で、中には私と同じように、親御さんを嫌っている方もおられたわけですね。
そんなことはなく、親御さんに申し訳ないと仰っていた方もおられましたけど。
いや、私も母親も父親も嫌いでしたから、お気持ちはわかります。
多分、弟が自殺していなかったら、今でも嫌いだし怨んでもいたと思います。
(父親も嫌いですが、嫌いとか怨むとかというよりは無関心に近いです。
好きの反対は嫌いというより無関心、というのは当たっていると思います)
ただ、弟が亡くなってからの母は怨む気持ちが薄れるほど見ていられない状態でしたので、その後しばらく時間が経つと怨むとまでの気持ちではなくなりました。
それと、そのような状況になって「私よりも弟の方が被害者だ」ということに気付いた、というのもあります。
何といっても、彼は母の言うことを鵜呑みにして、努力に努力を重ねてそういう結果に至ってしまいましたので。
そう思って怨む気持ちが薄れて気付いたのは「頭の動きがかなり良くなった」ということでした。
これは怨むという「感情」がなくなることで、頭を全部「思考」に使うことができるようになったのではないかと思います。
そしてこのことに気付いた後、楽しいとか嬉しいなどという良い「感情」であっても、同じことが起こることにも気付きました。
というわけでそろそろ結論ですが。
私は女性ですが情が薄く、損得勘定で動く嫌なヤツです。
が、これは事情が事情だけに、最終的には「母が気の毒だ」という理由で恨まなくなりましたが。
なのであまり説得力はないのかもしれませんが、怨むという「感情」はできるだけ持たない方が良いでしょう。
それは相手に対する思いやりとかそういう情の話ではなく、怨むという「感情」を持つことで思考が阻害されて、その人自身が損をすることになるからです。
これと同じようなケースで「助言が間違っていた時、その助言をくれた人を責めない方が良い」というのもあります(これは親に限りませんが)。
その理由は「良かれと思って言ってくれたその人に悪い」ではありません。
そうではなくて「その次にくれる助言にとてつもなく良い情報が含まれているかもしれない。文句を言うと二度とその人は助言をくれなくなるから、そのとてつもない情報を得る可能性がゼロになる」というのが、その理由です。
まぁそんなこんなで。
上記の感想文や助言を下さった方より「ひきこもりの支援は精神的な支援者さんの割合が非常に多いが、それ以上に精神的なダメージを負っている人が多い(ので、精神的な支援をする人は常に足りない)」という情報を頂きました。
率直に申し上げて、私は情の薄さ故にその方面では役立たず以外の何者でもないので、別の方法を考えることにしました。
が、考え付かないまま現在に至っています(……が、何とかしないと……)。