Web版「まえがき」同様、電子書籍版の「あとがき」とは別に、もっと突っ込んだ内容のWeb版「あとがき」を書いておくことにしました。
ただし、電子書籍版の「あとがき」はその前の続きがあり、かつお世話になった書籍やWebサイト等の記載もあるため、そちらはそのまま公開しています。
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私はWeb版「まえがき」で、この電子書籍を書こうと思った理由に「日本は不幸な人が多いから」を挙げていました。
そして本文で私の幸せは「知ること」であると、さらに「知ること」は今、これからの時代では非常に得やすい幸せである、とお話ししていました。
この「知ること」を積み重ねると、以下の図のところに行くことができます。
ここには今やどんな人であっても、行けるところとなりました。
それがどのようなジャンルなのかは人それぞれですし、図で言うところの「能力」もいろいろあるかとは思いますけれども。
その能力について既に我々日本人は、かなりのものを持っているのです。
日本に生まれ育って、生活しているだけで身に付けられるものもありますし、そこら中に素晴らしいものが落ちていますし。
素晴らしい自然や歴史、文化……具体的に何か足らないものがあればそれこそ、インターネットを使って情報収集すれば良いのです。
その情報収集の際にはもちろん文字を使いますけれども、我々はかなり昔から高い識字率を誇ってきていましたよね。
江戸時代から庶民であっても文字が読めるのは当たり前で、ある程度の学問を身に付けることもできていたわけです。
後はそれらを如何に上手く使うか、というそれだけの話です。
その「使う」側の能力を磨くことで、我々は不幸な状態を脱することができます。
「使う」という行為について、使い方で大きく分けると二つ。
一つは「手段(方法)」として「どうやって使うのか?」です。
もう一つは「目的」として「どういう目的のために使うのか?」です。
ここで「幸せになる情報」について着目し言い換えると、前者は主に「不幸を回避する手段」であり、後者は主に「より幸せになる目的」のために使うものです。
例を挙げると「ナイロン袋をこのように使うと便利(という情報)」と「楽しい時間を過ごすために音楽(という情報)を聴く」となります。
あなただけの幸せのために、あなたにだけ必要な情報を駆使して、より幸せな人生を歩んで頂けますように。
ここに書いたことが、その一助となりますように。
ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございました。