前回の以下の記事で、IMAKARA様にコメントを頂きました。
その頂いたコメントが以下です(画像を貼ります)。
で、ですね。
これまた最近書いた『【超・閲覧注意】マンガ「ENNEAD -エネアド-」感想(ネタバレあり)【キモい性癖大公開(大後悔?)】』という記事で、私は主人公よりも脇役の女神様が好きだという話を書いていましたが。
その主人公の感想について書いたのが以下。
で、その主人公のセトですが、ここまで書いておいて何ですけど、私の好きなタイプではありません。
というか、はっきり言ってこの「昭和のDV親父(見た目は良いけど)」タイプは大嫌いと言っても過言ではありません。
何故嫌いなのかと言いますと、ずばり「昭和の価値観が嫌い」だからです。
さらに「DV」まで追加されていますので、合計して大嫌いとなりましたが。
第一部を全部読むと同情できるところがありますので、小嫌いになりました。
いや、頭ではわかっております頭では。
昭和の価値観の中でも能動的な人を高く評価するところは、今でも必要です。
特に災害時などの非常時には必須となるもので、日本は災害の多い国ですし。
(災害時は「何としてでも生きたい」という能動的な人の方が助かります)
しかし平時では既に時代遅れの価値観で、それ故に国益を損なっております。
時代は平成に入ってしばらくの頃、その時の私は今の半分以下の年齢でした。
ある会社にアルバイトでお世話になった時、そこの課長の口癖は以下でした。
「あー、これだから女は……~以下略~」
上記「……」の間に溜息を挟んで、その後に「感情的」だの「論理的じゃない」だのと、貶す文言が続きます。
そんな課長に私は、何らかの質問をしたことがありました。
すると言葉に詰まった課長は切れ気味に、以下のように言いました。
「可愛げないねー、れいちゃんは。
そんなん言うとったら、嫁の貰い手がなくなるよ?」
恐らくですが、痛いところを突いてしまっていたようで。
今だったらセクハラでアウトな発言ですが、当時は普通です。
私は心の中で「どないせぇーっちゅーねーん!」とツッコミを入れましたが。
そもそも「感情的」でかつ「論理的じゃない」返しそのものやないかと。
で、ですね。
ここで何回も書いていますが、例えば以下の記事とか(この記事でもIMAKARA様のお世話になっていました)。
該当部分は以下。
つまり、何が言いたいのかといいますと、女性を差別することでその女性の才能が十分に発揮できないことは、最終的にはその国にとっての損失となるわけです。
それが女性差別のみならず男性もLGBTQも含めての性差別によって、その損失が引き起こされているわけですから、早いこと何とかしないとなりません。
LGBTQの例で言えば、台湾の若き天才IT大臣のオードリー・タン(唐鳳)氏は、トランスジェンダーであることを公表し、一人称も「She」であるそうです。
ALIS内ではオードリー・タン氏について、Mayu様の以下の記事がありました。
仮にタン氏のような才能を持つ人が日本にいたとして、生き辛いから才能が発揮できなかったとか、あるいは生き辛いから外国に移住しそこで才能を開花させたとか、そういうことになったら国益を非常に損なうことになるわけですよね。
つまり私の主張は「差別とは、それをされた人が気の毒であるというだけの時代は過ぎ去っており、今や放置すると国益を損なうものである(から、できるだけ早く何とかすべき)」というものであるわけです。
まぁ、そんなこんなで、今に至ります。
これを仕事としてお金を稼いでいるわけではないので、あんま偉そうなことを言える立場にないですけど。
誰に何と言われようとも、今やこの考えは既に私の一部を成している、とも言えるほどのものですし。
生涯このことを言い続けて、日本がちょっとでも裕福になってくれると良いなと、本気で思っています。
ということで結論ですが。
好きなことがすぐに思いつかないのなら、嫌いなことを考えてみるのもありです。
何故嫌いなのかを考えていくことで、何かが見えてくることもあるかと思います。
そして、やっぱり……
◎インターネットを使い倒す
……ですよねー!!! 笑