前回のタグ「ただのつぶやき」をシリーズ化?! 二回目です。
今回は、自己紹介というほどでもないことをつぶやいてみます。
私は大学を中退しそれ以降、正社員で働いたことはありません。
起業家やフリーランスなどでの華々しいキャリアもありません。
女性としては出産を経験しておらず、子育て経験もありません。
まさに「ないない尽くしのない尽くし」のダメダメ人間でした。
(……いや、まさに現在進行形か……「でした」ではなく……)
でも、こう言っちゃ何ですけど、お金には特に困っていません。
そんな私には、皆さんに声を大にして言いたいことがあります。
それは……
◎「(必ず)夢を持て!」っていうのは間違いじゃね?
……ということです。
いや、夢を持つのは素晴らしいことですよ?
しかし、それは「必須のものではない」のでは、と言いたいのです。
自慢じゃーあーりませんが、私は「夢」も持ったことが一度もありません。
さらに言えば「夢」を持っていないことを、苦に思ったこともありません。
何故なら、私に生まれて初めて「夢を持て!」と言ったのが父だからです。
娘である私に「夢を持て!」と言った張本人の父は、愚痴の多い人でした。
その当時の父は、大叔父の多大なるコネを使って教師をしていましたが。
「わしゃあ教員に向いてない」
「わしゃあ教員になりとうはなかった」
が口癖で、それ以外の愚痴も山のように言うてました。
そんな父に「人生には夢が必要だ! 夢を持て!」とか言われてもねー。
説得力っちゅーものが、全然ないやないですかと。
というわけで、父以外の「夢を持て!」に対しても「けっ!」て思うていましたが……今にして思えば、可愛くないガキだったのではないかと反省もしています。
で、もう一つ、ここで私は皆さんに言いたいことがあります。
夢よりもずっと、これから持っておいた方が良い考えを書いておきます。
それは……
◎「時間・空間・概念(と観念)」を終点から逆算できる能力
……です。
これは「全日本人」に、かつ「未来永劫」おすすめ致したいものです。
その理由は「テクノロジーの進歩により時代の流れが速いから」です。
なら、その終点とは何なのか、と言いますと以下です。
時間の終点は未来です。
未来はこうなる、そこに向かって動いて行く……と思われることから逆算。
空間の終点は人類です。
人類のために、より良いものやことは何か?……と思われることから逆算。
概念(と観念)の終点は、幸せな人生です。
概念は皆が幅広く持っている考えであり、観念はあなた独自の考えです。
どっちでも良いし両方でも良いので、どういうものやことがあなたの理想的な幸せなのかを考えて、そこから逆算してみてください。
いずれも従来は「自分からは遠いことなので、考えなくても良い」というものです。
しかし今は、これらを考えておくことは非常に大きなメリットがあります。
一つは「力を抜けるところや、やらない方が良いことがわかる」ということ。
「いずれは要らなくなる」または「道徳的に問題があるから後に足枷になる」などの理由が、よりわかりやすくなります。
もう一つは「何らかの画期的なテクノロジーによって時代が加速した場合でも、十分に対応できる」ということです。
我が国は、既に一度そのことに失敗していますよね。
それが「インターネットができて普及し、インフラ化した」ことです。
これがなければ、我が国は未だにGDP世界第二位でいられたことでしょう。
この二の舞を避けるためにはどうするか?
今現在から、常に「終点から逆算し、想定しておくこと」で、それが可能となるわけです。
夢があるのは素晴らしいことですし、持っていると幸せになれると思います。
だからこそ、夢を持っている人は幸せな人であり「夢を持て」と言われると。
あなたにとっての大切な夢は、それは本当に素晴らしいものです。
でも、もしも持っていなかったとしても、大丈夫。
それに拘るよりも、この「終点から逆算」を持つことの方がおすすめです。
……と、言いながらもですね。
私で言うこの(「終点から逆算」という)考え方のようなものを、既に持たれている方もおられると思います。
皆は「夢を持て!」とか、あるいは「○を持て!」とか言うけど、私はこれこれこういう考えを持つ方をおすすめする、という考えも持たれている方です(って、ややこしいなぁー、笑)。
そういうものを既に持たれている方は、その考えをどうぞ大切になさってください。
あなたにとっての大切な考えは、それは本当に素晴らしいものです。
……で、よろしければ、その考えを私にも教えて頂けると嬉しいです。笑。