※素人が拙い知識をもとに本記事を書いております。
目次
1. ALISユーザー減少?
2. トークンエコノミー
3. イノベーション普及の法則
4. ALISユーザーは有能の集まり!
5. 使い続けるといいこと
ALISのユーザーが減ってきているという噂を聞きました。
なので、Google Analyticsというのでalis.toのユーザー数を見てみると、こんな感じ。
詳しくは以下サイトで見れます。
2019年12月24日時点でのユーザー数が200人。おそらくこれ1日に訪れるユーザー数なんですかね。そんな気がします。
クローズドβ版が公開された2018年4月23日周辺と、オープンβ版が公開された2019年1月10日周辺は、新規ユーザーがたくさんくらい入ってきて盛んだったことがわかりますね。
※「ALIS ユーザー数」でググって脳死で持ってきたデータなので、「ユーザー数」の定義だったりは知りません。
@yuuki さんが以前に自分でプログラム作って、ユーザー数を検索していたみたいです。
これによるとユーザ―IDとして認識される数は2018年9月で3000人弱みたいです。
1日のユーザー数200人て少なすぎんか?
1年前の億ラビットさんのとある記事によるとALISはオープンβで16万人を目指していたとのことですが、実際どうなんですかね。
昨年以降横這いを維持してきていた中で、2019年10月1日周辺から明らかに減少していています。これはALISトークンを取り扱っていたCoinExchangeの閉鎖と関係がないとはいえないでしょう。
今回はそんな悲観的な噂がある中でも、
というのを言いたいわけです。
これを説明するために、トークンエコノミーについて簡単にご紹介します。オープンβ版を使っている方々なので既にご存知の方も多いかと思います。
簡単な説明:
トークンと呼ばれるデジタル通貨を活用して形成される独自の経済圏
もう少し詳しい説明:
特定の範囲や対象でのみ使用できるトークンを利用して、いわば「閉じた経済圏」を作り出す。配布者の推奨する行動にトークンが配布される。トークンが配布される特定のモノやサービスについて、価値を認めた人たちが参加し、トークンエコノミー内ではトークンが循環するようになる仕組みになっている。
ブロックチェーンを使用したビジネスモデルの中でも、成功に一番近いといっていいほどの有力候補。
ALISでの例:運営が推奨する行動―良い記事を書く、良い記事に評価をつける―を行うことで、ALISトークンが配布される。これはALISが「信頼のおける情報と人」が集まるソーシャルメディアとなるために必要なので、推奨されるということです。
もっと詳しい説明はトークンエコノミ―ビジネスの教科書や、0からわかるトークンエコノミーに譲るとします。
あと、1年以上の前の記事ですが
法定通貨を使ったとしましょう。ALISに記事を投稿することで、円が手に入ったとします。そうすると入手した報酬は、どんなことにでも使えるのでわざわざALISでのコミュニティ活動に使用する可能性が低くなってしまいます。ALIS内で生み出された価値が外部に流出してしまうことになります。これはとてつもない損になります。
実際、皆さんが使っているamazonポイントもトークンの一つです。amazonポイントは法定通貨には変換できず、amazonのサービスにのみ使うことができますよね。これって、まさに別の商品を買うという配布者に推奨される行動をとることにつながるわけです。
法定通貨ではなくトークンを配布することによって、ユーザーにエコノミー内での活動をさらに積極的に行ってもらうことが可能になるのです。
トークンエコノミーを成り立たせるには以下の3つが大事です。
① 独自のトークンを持っている
② 推奨される活動に対して、インセンティブが設定されている
→記事を書いたり、評価することでALISトークンが配布される
③ トークンの価値を高める施策がなされている
→トークン配布によって参加者にもっと活動してもらう
上記3つはトークンエコノミーとして最小限の機能として必要なモノなんです。これがかけてると何もうまくいきません。
また、
④ ユーザーにトークンを長く保有したいと思わせる
ALISは信用を可視化することを主眼に置いています。トークンを保有し続けることで記事を書いたりすることの報酬がたくさんもらえるようになりますが、それによって、他者からの評価という形で信用度が上がっていくことになるんですね。
⑤ トークンの流動性が十分にある
さっきの話に近い気もしますが、いろんな人がトークンを使って活動することが大事です。特定の人にトークンが集中しているということは、非常に危険な状態になります。その人が投機目的だった場合、トークンの価値が上がってきたところですべて売ってしまうかもしれせん。こうなるとトークンの価値はダダ下がり、上場したのにトークンの価値が下がるいわば「上場割れ」なんてことも起こりえます。
⑥ ユーザーにとってエコノミーに参加するメリットがある
ここなんですよね、サービス拡大に最も大事であり、最難関なところ。以下ではこれについて述べます。
"People don't buy what you do; they buy why you do it." — Simon Sinek
お時間あれば全部見てみてください。3年位前にこれ見て震えました。このTEDトークのメインは前半ですが、後半の11:07あたりからイノベーション普及の話が始まります。
日本語字幕で見たい方は下のリンクから見れます。
イノベーション普及の法則と呼ばれるものでは
初めにそのサービスを利用した順に2.5%をinnovators、13.5%をearly adopters、34%をearly majority、34%をlate majority、最後の16%をlaggardsとしています。
innovatorsは見返りなど関係なく、そのサービスや技術に惚れ込んでいて投資を惜しまない人たち。early adoptersにもそのような傾向を持つ人たちです。それ以降はそれなりの利益がないとサービスや技術をつかってくれないんですね。つまり、、、
ここで注目したいのが、億ラビットくんというALISサービス開始初期からの天才仮想ラッバーを中心に約30名の猛者たちが1年前開発した、AHT(ALIS Hacker Token)。運営ではなく、innovatorsの中にいるユーザーたちが作り上げたサービスです。
いや~、ほんとに底知れないエネルギーと、羨望のまなざしを向けざるを得ないプログラミングスキル、えげつない行動力をもってる方ですね。
ただ、私も上を見ると燃え上がるタイプです。必死に自分でできることを探して結果を出してみたいと思っています。
ALISHCOOLローンチの記事で、億ラビットくん本人も述べられているように、これは、ALIS経済圏を拡大しよう!ということなんです。イノベーション普及の最難関(15%~18%)を乗り越えるための壮大なシナリオなんですよ。
こんな風な形で既存ユーザーが積極的な活動をして新規ユーザーを巻き込んだりすると(Referral)、トークンの価値も上がるし流動性が高まるので良いわけですね。人によっては、それを暗号資産代理購入だったり、コンテンツの売買に充てたりすることで、トークンが流通します。
外部を巻き込むことは、非常に大事です。ALIS公式でも、内容を充実させることと同様に外部からのユーザー獲得が非常に重要だと言っていました。私も、自身のつたないネットワークないの中でもいろんな人にALISを発信しています。アンバサダーと自称して活動し、どんどん情報発信、拡散して周りに広めていくことが、結果的にALIS自体にも自分にも有意義になるのです!
こんなこと(ユーザーたちが運営なみにガチる状況)になるのはトークンエコノミーによってエンパワーメントされているからなんです。法定通貨を使用していてはこんなことは起きません。法定通貨で雇われている株式会社の従業員や、会社にとってコストとしてしかカウントされません。株式会社にとってはいかに人員コストを削減して、株主の私腹を肥やすかが重要なんです。
トークンエコノミーの中にいる人たちが、トークンの価値を高めるために働いて、実際に多くの新規ユーザーが参入しトークンの価値が上がれば、その経済圏にいるすべてのステークホルダー(運営、投資者、応援してきたユーザー)にとっての利益になるのです。
お金を稼ぎたいなら、ALIS内で名を馳せてバンバントークンを稼ぐのもいいかもしれませんが、ALISを周りに普及させていく方が最終的にたくさんの資産を持つ可能性が増えるわけです。
サービスは世界トップの有能な人たちが四苦八苦して不断の努力によって普及するものです。私はその中でもALISには匹敵するほど有能な人たちの集まりである、またはこれからそうなってほしいという願いがあります。従来のサービスの発展にはユーザーの能力は関係ありませんでした。でもトークンエコノミーではユーザーの能力が上がれば後天的に素晴らしいサービスになりうるのです。そうなれば、このALISというトークンエコノミーに桜舞い散る暖かい春がやってくることでしょう。
言いたいことは、
ということです。
それでは。
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最後に、タイトルで出てきたGaudiyというのには、一種のトークンエコノミーです。
Gaudiyではブロックチェーンを利用したコミュニティに根差したプロダクトの共創を目指しています。