ALISの皆さま、おはようございます。仮想通貨Q&A「Beetalk」運営です。
2020年最初の注目イベント、ビットコイン半減期まで残り約3か月と迫ってまいりました。投資家の皆様におかれましては、半減期に向けてさらに上昇トレンドとなるのか、はたまたすでに半減期への期待感は価格に織り込み済みなのか、判断のわかれるところかと思います。
本日はそんな半減期に関するQ&Aをご紹介いたします。是非、ご覧ください。
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Q:ビットコインの半減期があると、手持ちのビットコインが半額になるのでしょうか?
A:なりません。ビットコインの半減期は、「ビットコインのブロックチェーン上で承認作業を行っているマイナー」の報酬が半額になることで、一般ユーザーのビットコインはそのままですので安心してください。
ビットコインは複雑な計算競争に勝ち、ブロックを承認したものに対する報酬という形で新規発行されます。この承認作業をマイニングといい、承認競争に参加するものをマイナーといいます。
この仕組みのもとでは、マイニングを続ければ続けるほどビットコインが市場に放出される形になります。無尽蔵に発行すればビットコインの価値はインフレを起こしてしまいますので、ビットコインは発行上限枚数(2100万枚)と半減期(21万ブロックごと≒4年に一度)をシステムとしてあらかじめ決めておき、通貨の希少性をコントロールしています。
ここで気になるのは、「報酬が半額になったら、マイナーたちは撤退しちゃうんじゃないの?」という点です。まさにその通りで、半減期が訪れることによってマイナーのモチベーションは下がり、撤退するものもいるでしょう。一方で、半減期の考え方の根底には、半導体の集積密度が18か月ごとに倍増するという「ムーアの法則」があります。つまり、18か月ごとにマシンパワーが2倍になって50%の力で今の計算量をこなせるのだから、4年ごとに報酬が半分になってもマイナー全員が撤退することはないよね、ということです。
しかしここで、「じゃあ最終的に報酬がゼロになったらマイナーはいなくなってビットコインは成り立たないじゃないか」という指摘が聞こえてきます。これについては、ビットコインが掘りつくされる頃には、その希少性によって価格が上昇しているうえに、利用されるシーンも多くなっているだろうから、マイナーは送金手数料だけで十分ペイするだろうと考えられています。
ともあれ、ねずみ算式に増大していくマシンパワーのもと、あっという間に採掘されて価値が薄まるのも困るし、かといって分散型システムの要であるマイナーが撤退するのも困る。そこらへんの微妙なバランスをとるための半減期であると考えられます。
なお、半減期はビットコインの希少性が高まると信じられているので、価格は上昇する傾向にあります。今回の半減期は2020年の5月に予定されていますので、投資の判断材料にしてください。
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