
今朝の荒らし行為、威力業務妨害で立件するとか、運営が警察に訴えを起こす、なんてことはないと思いますが、今朝の連続投稿事案、普段ほとんどはタッチしない運営が表に出て、投稿者の投稿を全てを下書きに戻す事態になりました。
規約違反については他にまとめている方がいらっしゃいましたので、私の方では割愛させていただきます。
今回の事例がどんな法律に該当するか。までにまとめてみます。
威力業務妨害罪に問われることが予想されます。
条文 刑法第233条、第234条
信用毀損、業務妨害に関する罪
3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
ここにおける業務とは、
「人が社会生活上占める一定の地位に基づいて営む活動一般を指す」
事から仕事である必要はありません。
客体は「人の行う業務」ですね。
ALISに例えれば、
私たち記事を投稿する者
継続してブログに投稿していればそれが本条における業務
管理者(ALIS運営)
継続して運営管理をしていることが本条における業務
としてとらえることができると思います。
また継続性も必要とされていますが、一か月以上運営されており、かつ、多くの人が投稿している現状からすれば、継続性はしっかりと担保されています。
このことから妨害された対象は、運営をしているALIS側とも、記事を投稿している私達とも取る事が出来ますね。
事件化の妥当性の可否
今回の件1回で事件化ということは、ありえないでしょう。
警告で事案が収束すれば、これについては社会通念上事件としては相当ではないと判断することも多いでしょうし、運営としてもそこまでのことはやらないと思います。
警察に訴えることはいわば諸刃の剣です。極端に訴えすぎても、ブログという自由な空間で発言を抑圧するような行為は、利用者の減少につながる事が危惧されます。
ただ今後同じ者が同様、もしくは別の手段を用いて荒らし行為をする
その者に対する警告等をしているにも関わらず新しく荒らす者が出没する等
の自体に陥った場合運営の意図は分かり兼ねますが、アカウントの凍結、その次は削除、そして運営を妨害されたということで被害申告となる事は容易に予想し得る事です。
また、現在はないコメント機能ですが、もしこれが実装され、明らかな荒らし行為であれば、同様の措置となることが予想されます。
アクセスログについて
運営のサーバー規模は分かりませんが、こういう事もあるので一定期間アクセスログは保存されていると思慮されます。
アクセスログが分かれば捜査機関であれば、追跡は容易いのは承知の事実です。
今回の荒らし行為者がどれほどの知識の上、今回の投稿をしているかは分かりませんが、繰り返せば捕まりますよ。荒らしだって。
どんな内容が対象となるか
どんな文面が荒らしでどんな文面が荒らしでないか(業務妨害か否か)は、はっきり言って曖昧です。
社会通念上妨害された考えられる程度や過去の判例に照らし合わせて、一般的に業務を妨害したとされる程度であれば認められると思慮されます。
社会通念上妨害されたと思う程度とはどういうことか?
普通の人が、荒らされて迷惑だと感じる程度
であれば成立すると考えられます。
ルール・マナーを守ることの大切さ
社会通念上という言葉をよく書いていると思います。
曖昧かもしれませんが、
社会通念上相当な程度=ルール・マナーを守ることができない
と考えるとわかりやすいかもしれません。
ALISは18歳以上が参加条件です。
18歳以上であれば、社会常識的に、これはやってはいけない、これは守らなければならないってわかると思うんですよね。
実際に試さなくても!!!
それがALISの規約であり、今回私が書いた法律に触れる部分だと思います。
ということでルール・マナーを守って投稿していきたいと思うものです。











