駆け出し投資家「じょんそん」です。
「投資家」を名乗ってるくらいなので、お金の記事を書いていかないと!と、思って書き始めました。投資を始める前に、まず資金となる「貯金」のお話です。
あなたも一度は貯金をしたことがあると思います。私が実践してきた貯金は最終的に全て失敗したと思っています。失敗者の私が「なぜ」この記事を書くのか。それは、これを読んでいるあなたに同じ失敗をして欲しくないからです。(失敗の理由は最後に書きますが、お金が貯められなかったのではありません。)
「あなたの貯金は成功しそうですか?」
私が実践した貯金の方法で感じたメリット、デメリット、貯金に求められる共通ルールを書いていきます。
これから貯金を始めようと思っている方、貯金をしていて貯まらない方、大切なお金の貯め方の参考にしてください。
私が初めての貯金らしい貯金を行ったのがこの手法、具体的に言えば「500円玉貯金」です。会計の際にお釣りに500円玉が出て来るように計算し、手に入れた500円玉は必ず貯金箱に投入しました。
500円玉でなくても、千円札や一万円札で行っても問題ないのですが、「500円玉貯金の缶をいっぱいにしていみたい」という遊び心で私は始めました。
「楽しく貯金」というのも、貯金を継続させるために大切な要素だと思います。休止期間もありましたが、最終的には5年間で100万円の貯金になりました。
しかし、大きなメリットは無いと言っておきます。そして、大きなデメリットとして、「キャッシュレス化の時代にマッチしない」ことだと思います。キャッシュレスが進んだ現在では、クレジット決済でいろんなポイントが貯められますが、現金支払では貯められません。
また、貯金箱にお金を入れるにしても、貯金用の口座にお金を入れておくにしても、「自らの手でお金を入れる」手間が発生するので、個人的にはおすすめしない方法です。
私も今は現金貯金を行っていません。あなたが現金貯金を継続しているのであれば、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
・必要な手続きが無く、簡単に始められる
・「缶をいっぱいにする」という楽しい目標が立てられる
・目標を達成した時の達成感が得られる
・貯金を止めるための手続きが不要なので、簡単に止められる
・「缶をいっぱいにする」道のりが意外と長く、飽きやすい
・ひとつの缶をいっぱいにしたら満足してしまい、「次の缶へ」と続かない
・キャッシュレス化の時代にマッチしない
現在も継続して積立定期預金を行っています。目的としては今後の子どものイベントに向けての貯金のためです。目標とするイベントまでの期間と、目標額から月々の貯金額を割り出し、積立定期の設定額とするだけで、自動的に積立口座に入金してくれることです(積立定期預金なのだから当たり前です)。
あとはしばらく何もしません。自動的に積み立てられていく金額を確認することも不要です。収入を失わない限り、目標としている期日には(極少額の)利息付きで目標額の貯金が完了しています。
現金の貯金よりずっと手間が掛からず、貯金するためのモチベーションを必要としません。また、もし急にお金が必要になった時には引き出すことも可能です。
外貨積立を利用して、利率の良い米ドルなどを貯金するという方法もありますが、換金するのに高い手数料(コスト)が掛かることと、円安、円高などの影響で元本割れする可能性がありますので、貯金としてはおすすめはしません。
・設定額を毎月自動的に積立定期の口座に入金してくれる
・モチベーションを維持する労力がいらない
・積立口座の開設などの手続きが必要となる
・途中で止める場合に手続きが必要となる
・途中で引き出そうとすれば引き出せてしまう
こちらは会社にお勤めの方でかつ、勤め先の会社に「一般財形貯蓄」の制度があれば、利用出来るものとなります。この貯蓄は自分で決めた設定額を毎月の給与支給額から天引きしてくれる制度となります。
私も会社に勧められて利用していましたが、利息も少なく、貯まったお金を引き出すためには、会社が契約している銀行支店に行って、手続する必要があります。引き出す手間が掛かり過ぎることを理由に、解約する予定です。また、解約する場合にも会社への申請が必要となます。
ただ、この引き出す手間というのは「貯金」においては大きなメリットになります。貯金の目的は「お金を貯めること」ですから、貯まったお金が引き出しづらければ、貯まったお金を使い込むリスクが減るのです。
・銀行窓口に行く必要があり、貯まったお金を引き出しづらい
・給与天引きされるので、確実に貯金される
・モチベーションを維持する労力がいらない
・財形口座の開設・解約の手続きが必要
主に3つの貯金方法についてご紹介しました。世の中にはいろんな貯金(貯蓄)方法がまだまだあると思います。「個人年金」や「低低解約返戻金型終身保険」も老後の貯金みたいなものです。
使う目的はいろいろあるかもしれませんが、「貯金=お金を貯める」ということに関して、今回の【貯金編】でお伝えしたかったのは、ただひとつです。
『決められた金額が確実に貯金(入金)されること』
入金が滞ればお金は貯まりません。理想としては、貯金するのにあなたの時間(コスト)を掛けず、より確実に、機械的に入金が行われることが大切になります。このルール(約束)が守られている間は貯金は継続されますし、途中で貯金を使うことが無ければ貯まり続けます。
現金貯金でも、積立定期でも、財形貯蓄でも変わりません、貯金(入金)の実行精度が違うだけで、口座や貯金箱にお金を入れることさえ怠らなければ、お金を貯めることは出来ます。
ここからは私の「お金」に関しての個人的な考え方になります。
私は貯金でお金を貯めることには「成功」しましたが、使い方は「失敗」してしまったと思っています。貯金で貯まったお金、労力、時間を一度の大きな出費で使い切りました。手に入った「モノ」もありますが、この時、貯まったお金を「使う方法」しか考えていなかったことを反省しました。
貯金の「成功」「失敗」を決めるのは、貯金したお金を何に使ったかだなと、思っています(貯金したお金に限りませんが)。「お金は使うもの」だけど、その使い方は色々あります。せっかく貯めたあなたの大切なお金、使い方は後悔しないように良く考えてみてください。
それでは、また次回!
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