「えと、コ、、ココ、コーヒーくださいぃ!」
「え?ケーキ?チーズケーキがいい?」
「いえ!ホ、ホットコーヒー...」
「Oh コーヒーな!」
「はい....(泣)」
コーヒー注文すらストレスMAX、英語ってナンデスカ?状態の典型的ドメ育ちコンサルタントALICOちゃん。
よっしアメリカの大学院行くぞ!
意気込んでニューヨークに来たものの、
英語力ゼロ、知識ゼロ、土地勘ゼロ、
あるのは握りしめたあぶく銭のみ!
海外大学院合格に向けたALICOちゃんの迷走を記す、MALIS長編小説がいま始まる!
※時間のない方は最後の学びだけ読んでね
※長編お付き合いよろしく!
私、ALICO。
こう見えてコンサルタント。
何を血迷ったかアメリカの大学院に行こうと思い、ニューヨークにきたの。
受験する大学院はニューヨーク市内のみ。
なぜって?
私、運転できないの。
日本では運転免許持ってたんだけど、乗ったのは2回のみ。2回とも事故を起こしかけて悟ったわ。私、運転しちゃダメな人だって。だから公共交通機関が発達した都市以外に住むつもりはない。自動運転が普及しない限り、ずっとよ!
あ、私のことはALICOちゃんって呼んでね?
さて、来てしまったけど早速後悔しているわ。
受験する大学院のことくらい、日本で調べておくべきだった。今調べだしたけど、英語での検索能力が低くて ”ニューヨーク×勉強したい専門分野"でヒットする大学が2つしかないわ!あはははははは!
コロンビア大学と、ニューヨーク大学よ!
って、よくわかんないから日本語で検索、、、
おや?トップスクールだと、、、コロンビア大学はアイビーリーグ?やだ焦る、もっといい感じのレベルのとこ、ないの!?!?
ははははは....
仕方ない。取り急ぎこの2校をターゲットに話を進めよう。
次に問題なのは「受験方法」ね。
これも日本で調べておくべきだったわ。周りに海外トップスクール卒が大量にいる環境だったのに全く活かさず渡米したALICO、自分を責める。
ウェブサイトは当然英語ばっかり。辞書をひくものの不思議よね、
全単語の意味が分かったのに、
文章の意味は分からない(泣)
ーーしばし英語と格闘ーー
分かったこと。この2校の受験条件はほぼ同じ。
・TOEFL(足切り100点、110点あるといい)
・GREテスト(英語と数学)
・推薦状
・論文(パーソナルステートメント)
が必須。後で知ったけど、アメリカの大学院だと大体同じ条件です。TOEFLの代わりにIELTSでも受験可能な大学も多いけど、ALICOは受けなかったため割愛。
とにかく、これらをアドミニストレーションに提出しパスすると面接があるみたい。面接は今調べても仕方ない、まずはアドミニ突破を目指さないと。
受験期日は学期ごとにラウンド1、2、3(一次募集、二次募集のようなもの)とあり、ラウンド1が一番合格率が高いと言われている。大学別に受験時期はバラバラで、コロンビア大学が早く、ニューヨーク大学が2か月遅いか。
取り急ぎ、英語ができないと話にならないってことはわかった。まずはTOEFLのスコアを上げることね。
100点が足切りかーー。
でね。
自慢じゃないけどTOEFLスコア、
なぜこれで海外大学院目指したのかしら?
検索したら「この方法でTOEFL3点Upしました!」とか出てくるけど、50点あげる方法どこにも書いてないやんけ(泣)
と、とにかくやるしかない!
一番厳しいと噂の英語学校に入るしかない!
なんとか、なんとかなるわよ、、、
呪文のように唱えながら、ALICOは喧噪の街ニューヨークで眠りにつくのであった。
(次へ)
◆アメリカは車社会
都市部以外、アメリカの大学では運転が必須になることが多い。避けるとALICOのように行動範囲を狭めるしかなくなる。国際免許はわりと簡単にとれるらしい。
◆スクール下調べは必須!
通常、7-10スクールをリストアップし受験の準備を進める。よっぽど拘りがあるか、英語力&時間があるかでない限り、2校しか受験しないのは自殺行為。わからない人は留学エージェント利用もいいかもしれない。コストはかかるが日本語で全力サポートしてくれる。(ALICOは受験後に存在を知った)
◆英語スコアは日本で揃えよう
最後の一押しに現地の英語学校に通うのはあり。しかし、普通は1年程度かけてコツコツとスコアを伸ばすもの。対策さえしっかりすれば日本にいながら100越えはできる。つまり、日本でも名前を聞くような超有名大学院合格は夢じゃないのだ。ちなみに50点は「一生日本におれや」ってレベル。
MALIS
(次へ)
P.S.
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