Clubhouseを使いながら多くの人々の会話を聞いている。また同時に、これは今まで関わりにくかった人たちと関わる場となっている。
使っている中で感じたことは、オンラインとオフラインの境目が曖昧になっているということ。
複数の人と話しながら関係を築き、その中で面白そうであれば会話に参加する。聞くだけでもよい。
このUXは、Clubhouseをダウンロードした者は体験しているだろうが、ここでふと気づいたことがある。
至極当たり前だと思うが、この事実はある一つの未来が近づいていることを示唆していると思う。
それは、将来的には全ての人々の人間関係構築がオンラインになるのではないかということだ。
スマートフォンが衰退した未来では、ウェアラブル端末で人々がやりとりするようになると思う。そんな中でオフラインと変わらないような関係性が目と耳だけで構築できる時代がやってくると思う。
実際、今の2021年はズームでしか話したことがない人間と深夜まで語り合ったり、電話をしたりするような世の中になった。
これがさらに加速すると、もはや端末と言う垣根を越えてオンラインとオフラインそのものがシームレスになるのではないかと思う。
歩きながらオンラインで知り合った友人達と相談をして、昨晩スマートグラスで知り合ったビジネスパートナーと午後1時からカフェで会う。そんな世界はもう現実になったと強く感じた。
コロナ後の時代は後には戻らない。そう確信したからこそオンラインでもオフラインでも関係なく、一期一会を大切にしたい。
結局のところ技術がどれだけ進歩しても、人間関係のウェットさは変わらないのかもしれない。