今日は頻発するバグに対処すべく、ソフトウェアを提供する企業のサポートセンターにメッセージを送り、対処法を模索していた。
音声サービスである以上、音質と接続の質はキーである。
状況が特殊なこともあり、前例のないバグだと判明してからは開発元とメッセージをやりとりする毎日。
国が離れていることもあり返信に時間がかかる。
どうやら開発チームも巻き込み、ミーティングを重ねているらしい。技術者たちが、バグの解明に必要な因子を発見しようとしているなかで苦労をしているとのこと。
待ちながらも多くの人々と話していく中で思ったのは、「知らない間に巻き込まれている人」の存在だ。とくに今回の場合、先方開発チームのうち内側でバグの回復に努めている技術者などだ。
プロジェクトを遂行するうえでは、巻き込み力が重要と一般的には言われる。とくにリーダーシップを取る時などは重要視されがちである。
直接目の前の人を巻き込んでいくのか。チーム全員を巻き込んでいくのか。チームではなくとも関わった人ならすべて巻き込んでいくのか。
少なくとも、小さい単位では巻き込み力、というには心許ない。
自分の気づかない場所で誰かが知らぬ間に行動を起こしている。これを真の巻き込み力と言うのではないかと感じるようになった。
だからこそ、関係者以外がどのようにして見えないところで関係してくるか。それを意識することが大事なんだと思う。
一人一人との一瞬を大切にして、多くの人と同じ方向を向きながら目標に向かって前進していく。そのためには見えない部分の人の行動まで意識できることに越したことがない気がする。
足りないスキルである分、まだまだ私は未熟者である。
全く関係ないのだが韓国ドラマの「スタートアップ」、面白すぎやしませんか。