日本よ、麗しき善き大和の国であれとの願いを込めた「令和」の時代が始まった。十七条憲法の精神を引き継ぐとされる元号、令和の時代の課題は聖徳太子が脱中華と大和の国造りを目指したように、日本の国柄を誇りをもって定着させることである。(桜井よし子)
本音が出てきた。
僕が最初から言っているように、
万葉集は言い訳である。
十七条憲法でいう和とは、天皇のもとに豪族が平定され、一国家としての秩序を保つことである。
そもそも万葉集が言い訳なら、その出典である帰田賦の、政治の乱れが嫌で田舎に帰る話という皮肉がこもっているとかいう東大教授の言も戯言である。
選定主と言われているが、私じゃない、神が決めたんじゃないかとすっとぼけた中西進も、帰田賦に基づき皮肉をこめたという説を否定した。
東大教授もコケにされたもんだ。
僕が最初から言っているように、安倍が欲しかったのは、法令の令と、それに基づく和=秩序である。
オノ・ヨーコがパフォーマンスで読み上げたヒトラーの声明「法と秩序」law and order である。
だから、最初から言うてるのに。
日本は再びヒトラーの時代に突入する。
それが令和の真意だ。
何がめでたい。
ここまで来てまだ幻想で何か言う人もいるに違いない。
僕を穿ち過ぎと言う人がまだしばらく続き、
その次には、乱世ゆえに法と秩序はマジ必要だと開き直るだろう。
まったく、どうしようもない。