GPAという言葉を聞いたことがある人は少なくないかもしれません。これは基本的には大学の単位に与えられるものであり、大体5段階から6段階くらいの評価に分かれていることが多いものです。
GPAにはその数値自体にどのような意味があるのかはさておき、後々聞かれることもあるため看過できない数値であると考えられます。しかし、そのGPAの評価方法は講座によって全く異なるものまた現状で、本当の意味でGPAを設置するべきなのかどうかは再考する段階にあるでしょう。
そこで、GPAを新たにするために、分散型金融のアイデアは非常に生かせると思っています。大学のみとはいえ、暗号資産という気軽な存在ならば「マイクロトランザクション」などを通じてGPAをそのまま稼いだ値などに変換することができるからです。
まるで講義=ゲームのような世界ですが、個人的にはそれでいいのではないかと思ったりしています。一つの単位がいちいち鬼のように難しい必要はなく、そもそもゲームのように展開されてもいいという考えは広がっていくことも否定できない、とも考えています。
最終的にそれぞれの講座でどのくらい稼いだのかなども可視化できるわけで、これが別の潮流を産むことも考えられます。
このようなブロックチェーンゲームの特徴を取り入れたカリキュラムがブロックチェーン専攻などから出てくると面白くなる気がしています。
とはいえ、クリプトを利用するのは良いことかもしれませんが、重要なのはクリプトの仕組みを理解することでもあるため、適当に暗号資産を導入すればいいというには早い気もします。
ビットコインとイーサリアムを同列に語るほど暗号資産は簡単ではなく、ライトニングネットワークとライデンネットワークでもまったく同じではありません。また、レイヤーの示す意味やCOSMOSチェーン、シャーディングなど、別個に考えればさらに奥深く展開して理解を歪曲できそうなコンテンツがクリプトの技術知識の内部にあるのも事実です。
新しい技術を導入すればGPAの本質をたたけそうではありますが、以外にも難しいのかもしれません。