まずもって、2025年に太陽フレアが来るかどうかは別として、「宇宙系のビジネス」の盛り上がりでそれが取り上げられまくる可能性は高いと考えています。
太陽フレアとは、太陽系で最大の爆発現象で、多数の波長域の電磁波の増加によって観測されるものです。特に大きいものは白色太陽フレアとも言います。
太陽フレアによって想定される被害に関してはいろいろありますが、主には通信機器のダウン、衛星の喪失、大規模な停電によるインフラの破壊などがあります。
ウイルスのコロナの次は宇宙のコロナかよ、と突っ込みたくはなりますが、実際太陽フレアは高温のコロナプラズマによってもたらされるもので、それによる衝撃波やプラズマ波が磁気嵐となって地球に接近することで起こります。
このような現象を受けて、日本でも対策活動が活発となっています。例えば、太陽フレアもろもろを予測する宇宙天気予報士などの育成や、資格制度の創設が議論されています。
今後、様々な領域で宇宙へのアプローチは増えてくることが予想され、太陽フレアへの関心も同様に増加していくでしょう。太陽はあまりにも巨大すぎる惑星であり、その影響をコントロールするのは容易ではないため、多少の知識があってもいいかもしれません。しかし、それはあくまでも知識であり、実用性があるかどうかはわかりませんが。