FTXの破綻によってそのCEO職を辞したサムバンクマンフリード氏ですが、今のところアルゼンチンやブラジルに逃げているのではないか?といううわさだったり、FTXから1兆円ほどが自身のVCに移り、そのうちの数十億円の行方が不明になっていたりと、話題に欠かせない状態が続いています。果たして、SBF氏はどこへ逃げ、最終的な顛末はどうなってしまうのかを考察していきます。
今のところ、バハマにて捜査が入っている状況とのことですが、この資金流出劇には前章がありました。それがハッキング事件です。FTXが破産申請をしたその数時間後に、何者かによって多くの資金が抜かれていることがわかりました。
まわりまわっては、LUNA事件や3ACの破綻は今回のショック騒動と無関係ではなく、タイムラグが生じて今に至っているとの見方もできるようです。
これを機に銀行とDAppsの間の結びつきが強かったり、ブロックチェーンのみに依存しないようなシステムやプロダクトが人気になっていくことが予測されています。例えば、NFTやBCGでは直接入金や銀行との直接的やり取りが取り入れられていくのではないかとみられています。
つまりは、資金保持者の身元をより明確にできる仕組みを取るということです。
FTXは過去にウクライナへの資金援助を行っていたようですが、その実、米国民主党に一部資金が流れていたことが報道されています。もしもこれが本当ならばFTXとアメリカ政府との間になんらかの癒着的関係があってもおかしくはありません。このような事実からSBF氏が逮捕されないのでは?との憶測もたっています。
今のところ進展は以上のようですが、続報が入り次第また記事化したいと考えています。
このことから安易な署名とパスフレーズの管理は一層に気を付けるべきでしょうとのことが書かれています。
なお、11月14日現在の情報は以下のようになっています。