thirdweb、それはDapps開発において非常に便利なSDKであると言えます。しかし、この手の便利ツールはどうしてもセキュリティホールが生まれやすかったりするのが難点です。
しかし、thirdwebを使うことにより、それまで何回だったweb3系開発も少しは楽になるのではないかと考えました。日本語版thirdwebであるbunzzの解説もしたかったのですが、下記の記事の通りにやってみてもbubbleで開発できなかったので、改めてこっちを利用します。
thirdwebを使うとできること
✓ 独自トークンの作成100
✓ NFTドロップ、コレクティブの作成
✓ NFTマーケットプレイスの作成
✓ 上記ERCトークンのアプリケーションへの反映
例として、独自トークン(ERC20)を作ることができます。ちなみに、この芸当はCoinviseなどでもできますが、これのだいご味は「自作アプリとの融合」にあると言えます。また、thirdwebで作成したトークンを売り上げた場合、その9割以上がdeveloperに還元されます。
thirdwebは上記のようにdashboard、sdk、contractsの開発が省略できるもので、ApplicationとBlockchainをつなぐものです。言い換えれば、BlockchainをApplicationで使えるようにするもので、どらえもんもびっくりです。
✓ Javascript/Typescript
✓ React
✓ Solidity
✓ Python
✓ Go
上記の言語/フレームワークに対応しているようです。
ここではReact SDKを利用します。
SDK上では多くのWalletオプションがあります。おすすめはGnosisです。
実際にTokenを生み出す画面はこうなっています。ちなみにCoinviseでミントしたものは持ってこれないっぽいです。なので、ここで作り直しました。
上記のネットワークを利用できます。ここではMATICを使いました。
実際に作ったものが上のものです。FLASHLOANですが、ミントもバーンも自由に行えるっぽいです。というか、このツールは自分で「スマートコントラクト」を投稿できるらしく、非常に面白くあります。
実際にツールを使う場面はこうなっています。
こんな具合で、送ることもできます。トークンだけならばこれで事足りますし、Coinviseはいらないです。おそらく今後はこれのNFTマーケットプレイス版や、DAO拡張版などが出てくるのかと思われます。
レゴのようにコントラクトとコンテンツを混ぜ合わせていけるのはWeb3っぽいです。
これはNFTマーケットプレイスのEmbededですが、React SDKなどで埋め込めるようです。知識がないのであまり説明はできません。
こういう苦労省略形のディベロッパーツールはガス代などがかかりますが、楽しくもあります。最終的にはJavascriptやPythonあたりができる人は強いのかなという印象です。