SushiがzkSync 2.0と統合

Will Macfie

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Matter Labsでは、グローバルレベルでの個人の自由を高めることが、暗号分野がポジティブな変化を促進する最も効果的な方法であると確信しています。それが、私たちがzkSyncを作った理由です。

イーサリアムをスケーラブルかつアクセス可能にし、大規模な自己主権を可能にするためです。

「私たちの長期的なミッションは、デジタル経済への自己主権的な参加、つまり自分のデジタル資産の真のコントロールの維持を、世界中の人々に提供することです。」
Matter Labs共同創業者兼CEO Alex Gluchowski

このビジョンの実現のために、暗号分野は閉じられたエコシステムであってはなりません。参加障壁を取り除くことで、アクセス性を高めていく必要があるのです。ユーザーは、アクセシビリティやセキュリティを犠牲にすることなく、自身が保有するデジタル資産や経験をコントロールできる自由を持たなければなりません。

そこにはDeFiがもたらす利点へのアクセス性も含まれます。

今回、SushiがまもなくzkSync 2.0と統合されることを発表しました。SushiがもたらすDeFiツールのオープンソースエコシステムによって、ユーザーはスワップ、利回りの獲得、貸し借り、レバレッジを1つの分散型プラットフォーム上で実行することができ、TVLは228億ドル以上となっています。

「私たちは、Sushiのような素晴らしいプロジェクトと協力して、グローバルな暗号へのアクセスをより多くの人々にもたらし、zkSync 2.0プラットフォームのスピード、スケーラビリティ、セキュリティの力を、DeFi空間全体で共有できることをうれしく思っています。Sushiの広範なDeFiツールのエコシステムと、zkSyncのEVM互換のZK-rollupのセキュリティとスケーラビリティは、急成長を続けるエコシステムに新しいレベルの柔軟性をもたらすでしょう。」
Matter Labs最高製品責任者 Steve Newcomb

Sushiの統合の詳細と、このコラボレーションがzkSync 2.0のエコシステムにもたらす可能性について以下をご覧ください：

Sushiについて

Sushiは、DEXとレンディングおよびマージン取引を提供するアプリです。ユーザーは接続された暗号ウォレットを使用して仮想通貨を取引することができます。11,700の暗号通貨ペアでの売買が可能で、新たに開始されたクロスチェーンスワップを通じて7つの暗号ネットワークでトークンを取引することができます。
 

多様なDeFiオプション
zkSyncは、イーサリアムのスケーリングの次世代のイテレーションであり、私たちはユーザーに画期的な技術へのアクセスを早期に提供することの重要性を深く理解しています。この分野で最も分散されたDEXとして、私たちがZK-rollupへの拡張を検討したことは必然であるといえるでしょう。

Sushi は最高のDEXの1つとして、zkSyncエコシステムに大規模な製品群やユーティリティをもたらします。zkSync上でTridentを活用することで、ユーザーは様々なタイプのプールを展開し、手数料報酬を獲得することができます。また、zkSync上でファームを公開することで、ユーザーは急成長するエコシステムに流動性を提供し、さらに多くの報酬の獲得が可能になる予定です。

Sushiは、誰でも、どこででもも利用できる、包括的なDeFiエコシステムの構築に向けて取り組んでいます。使いやすいツールを全ての人に届けるという計画を立て、実行することで、従来の金融のペインポイントを取り除き、個人の手にコントロールする力を取り戻すことができると信じています。

前述の通り、SushiはzkSyncにファームとプールの多数のオプションをもたらすことで、長期的な普及と拡大を推進していきます。BentoBox、Furo、Kashi、MISO、SushiXSwap、そして新しい Shoyu NFT マーケットプレイスなど、全製品が近日中にリリースされる予定です。この分野で私たちの製品が真の意味で導入されていくためには、市場シェアを獲得するだけでなく、新規ユーザーをこの空間に取り込むために、幅広い機能を実装することが不可欠です。これは絶え間ない戦いですが、私たちSushiはこの戦いに備えていますし、zkSyncも同様に十分な備えがあると確信しています。

製品面では、NFTマーケットプレイスであるShoyuをオンチェーン化し、クリエイターとユーザー双方のためにNFT空間の民主化を開始することに注力しています。これはSushiの開発者が懸命に取り組んできたことであり、間も無くリリースの目処が経ちつつあります。

zkSyncに特化した拡張計画には、Kashiマージンやレンディングマーケット、トークンやオークションを開始するMISO、トークンのベスティングやストリーミング、給与管理全般を行うFuro、クロスチェーン転送を効率化するSushiXSwap、アイドルファンド戦略や利回りのBentoBoxなどの製品群全体が含まれます。

zkSyncはまだ始まったばかりです。今後の展開にご期待ください！

関連リンク:

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zkSyncについて

zkSyncは、ZKロールアップを採用し、最新のシンプルなゼロ知識証明を活用することで、基盤となるブロックチェーンのセキュリティ特性を保持するレイヤー2スケーリングソリューションです。

zkSync v1は、2020年7月からイーサリアムのメインネットでライブ配信されている決済用のZKロールアップであり、多くのプロトコルやウォレット、dappsに採用され、4M以上のトランザクションを実現しました。

zkSync v2は、EVM互換とコンポーザビリティを維持した汎用スマートコントラクト用のZKロールアップです。テストネットには現在、DeFi、NFT、ゲーム、DAO、取引所、オンランプ、ウォレット、デベロッパーツール、データ分析などのプロジェクトから150件以上の参加登録があります。

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