どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
今回は、「幸福を決定する要素」の最後の要素、「⑤地域社会の幸福」をご紹介します。
《人の幸福を決定する5要素》
①仕事の幸福/②人間関係の幸福/③経済的な幸福/④身体的な幸福/⑤地域社会の幸福
地域社会の幸福度が高い人と、平均レベルにある人の最大の違い。それは、自分が住む地域社会 に「お返し」をしているかどうか、という点だ。
地域社会の幸福度が高い人たちは、自分が持っている何かを地域社会に「与えている」のではなく、地域社会から与えてもらったものを「お返ししている」と考えている。水や空気や犯罪の心配がなく生活でき、自然が豊かで人々が集える環境に恵まれていることを当然と考えてはいないのだ。
そして、自分たちが住んでいる場所をより良くすることに貢献することで、感謝の気持ちを「お返し」したいと思っている。この点が、人生を格別に素晴らしいものにするか、まあまあ満足なものにするかの境目といってよい。
—— 『幸福の習慣』
この「地域社会の幸福」は、単に自分の気に入ったところ —— 例えば、自然が豊かな地域、都心で便利な場所に住んだら、高まるわけではありません。
お住まいの地域の清掃活動や、子供にボランティアでスポーツを教える活動など、様々な地域活動に参加してこそ、幸福度が高まるそうです。
また、地域社会の幸福は、それ以外の4つの幸福の要素(①仕事の幸福〜④身体的な幸福)上に築かれており、互いに深く関連しているそうです。
4つの幸福の要素のどれか1つが向上すると、 地域社会の幸福度も向上し、そのことがまた他の要素を向上させることにつながる。そんな良い循環の中で、「人生全体の幸福」は実現していきます。
今日、地域での交流が少ない、地域活動は面倒くさい、と感じる人は少なくないかと思います。自身と周囲の幸福度を高めるためにも、勇気を出して地域活動に参加してみてはいかがでしょうか。
ではまたー。
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①仕事の幸福
→【072】世界150カ国調査でわかった“幸福の要素”とは?
②人間関係の幸福
→【073】周囲との関係強化が、幸せへの第一歩
③経済的な幸福
→【075】お金は「体験」に使うべし!
④身体的な幸福
→【076】週2日の運動が、ストレスを激減させる⁉️
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。