視聴者層的に中高年に認知されるきっかけとなる近年の紅白歌合戦。
そういった意味で2018年の主役は米津玄師なのかな。
キャリア的なことを考えると異例ともいえる中継出演。
番組内でコラボをしたわけではないけど、DAOKOが歌った楽曲も彼の手によるもの。
米津玄師は2014年ぐらいにライブ見たことはあるけど
ようやく来たか、って感じではあります。
でも個人的に最もポジティブな印象を残したのはあいみょん。
主に女子学生世代のオピニオンリーダーとも言える歌詞世界でヒットしてたけど
もともとフォークソングをルーツとしたあいみょんの楽曲は
紅白歌合戦のメイン視聴者である中高年には確実に響くはずと思ってました。
ましてやマリーゴールドは歌詞的にも音楽的にも紅白にはベストチョイス。
しかしやはりダークサイドの歌詞世界も彼女の魅力。
しかもこれがデビュー曲という狂気。タイトルでテレビとかNG。
まぁ、いわゆるメンヘラ女子的思考というか
好きな人の腕切り落として自分に巻きつけるとか
目玉くり抜いてポッケに入れるとか…まぁ詳しくはこの動画を見てみてくだされ。
でもメロディは凄くポップで、そんな暗い感じじゃないですよね。
普通にカラオケで盛り上がれる曲。
好きだけど音楽の趣味が合わない男性との恋愛を歌った
「君はロックを聴かない」
メロディに漂う哀愁はまるで河島英五。
「こんな歌やあんな歌を聴いて恋を乗り越えてきた」、って
シンガーソングライターが歌うとなんて説得力があるんだろうか。
これを読んでる人、若者に限らず中高年に限らず
あいみょん聴いたことない人はぜひ聴いてみてください。
どの世代にも引っかかる部分があるんじゃないかなーと思ってます。
あ、あとひとつあったおっさんホイホイの歌詞。
「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」
エッチスケッチワンタッチ~♪
かなりセンスの塊な歌詞のコミカルソングをぜひご賞味あれ。