今日は新潟市の小学校でITマスターの講義でした。前半にITエンジニアとはという話をし、後半はスクラッチによるプログラミング体験を行いました。
新潟市は、GIGAスクール構想でAppleのiPadが配られました。キーボード、(アナログな)ペン、カバーもついていてお金がかかっているなと思いました。隣の長岡市ではAcerのChromebookなので、1台の価格としては約2倍です。子供の数は長岡市より新潟市の方がずっと多いですから、全体としては大変な金額ですね。すごいなぁ。。。
スクラッチのプログラミング体験では、「円の面積」を取り上げました。今日の子たちは6年生なので、とっくに半径、直径、円の面積、円周、円周率ということを算数で習っています。今日使った課題はこれです:
まず子供たちに私の作った円の面積プログラムのアドレスを教えました。これをブラウザに入力させることから始めたわけです。当然、入力が得意な子、不得意な子に分かれますが、そこで面白い現象が発生しました。入力が終わった子が、不得意な子に「AirDrop」でアドレスを送ったのです。
AirDropは近くの端末同士で情報をやりとりするシステムです。私はApple社製品に詳しくなく、この光景を見るまでAirDropのことを知りませんでした。おそらく、新潟市のGIGAスクールサポーターかICT支援員がAirDropのことをあらかじめ教えていたのですね。このAirDropにより、講義の開始を数分早めることができました。
セキュリティ的にはどうなんでしょう。新潟市教育委員会のネットワークに接続できない私でも、MacのノートやiPadがあれば子供たちにAirDropでURLを送ることができるんでしょうか。できないと思いますが、それを確かめに今度新潟市に行くときは普段まったく使っていないiPadでも持っていこうかと思います。
以上