私は仕事で、若い人達にコンピュータに関することを教えています。市内のこども園から、プログラミング体験の依頼がありました。小学生に比べれば意志の疎通に難がある園児に対し、プログラミングを教えられるのかという不安がありましたが、より広くとらえ、「パソコン・タブレット体験」にすればいいと思い、やってきました。
こどもたちにさせた体験を人気順に並べると、このようになりました。
1. グーグルアースとストリートビュー (地球儀と道歩き)
2. スクラッチJr. (キャラを動かすプログラミング)
3. アマゾンアレクサ (AIスピーカー)
4. タックスペイント (お絵描き)
5. 時計の見方
6. アンドパニック (オリジナルカードゲーム)
7. 間違い探し、計算 (幼児教材・知育プリント ちびむすドリル)
8. Zoom (オンライン会議)
子供はクイズが好きです。ときどき話にクイズを挿入しました。
グーグルアースの衛星写真を見せ、「この写真はどうやって撮ったんでしょうか?」と聞きました。飛行機、ヘリコプター、ロケットが出て、4人目で人工衛星、と当たりました。
「地球には何人の人が住んでいるでしょうか?」も盛り上がりました。77億人というと皆驚いていました。「7,700,000,000」という数も見せました。地球、国、県、市というものがあると園児は理解していたので助かりました。
Zoomが思ったより全然彼彼女らに響きませんでした。自分が映るのが嫌な子がいました。幼児心は複雑なんですね。グーグルアースとストリートビューが圧倒的な一位でした。これは意外でした。年長さんなので、自分がこれから通う小学校を見たい!と言ってきました。それから、こども園の周りと、自分の家も見たいという意見が多数でした。ごく数人ですが、アメリカやヨーロッパの街を歩いていた子もいました。
グーグルアースとストリートビューを使うには、マシンパワーが必要になります。iPad Air2、中華パッドを使いましたが、古い中華パッドはすぐ固まりました。iPad Air2はさすがの安定感でした。中華パッドが一律にだめだと言っているわけではありません。私も個人で使っているのは中華パッドです。最近のものならメモリもそれなりに積んでいるので、いいと思います。
同園から来期も体験をお願いされ、仕事が続いて良かったです。貧弱なタブレットは別の用途に回すこととし、新しいiPadを購入し(Airは高いですよね...)備えようと思います。
以上