私は仕事で子供にプログラミングを教えています。今年度の教室をどうするか、依頼元(スポンサー)と打合せしました。
これはしょうがないですね。私のいる新潟県には感染者はあまりいませんが、一つ所に子供達が集まることを良く思わない親御さんもいるでしょう。ただオンライン教室にするとなると、子供達はプログラミング以外にオンライン会議ソフト(サービス)の使い方も練習しなければならなくなります。今は「Zoom」の利用を考えています。Zoomは1:Nの配信だと「プロ」ライセンスが必要となり一月2,000円かかります。しかし、オンライン教室だとメイン講師一人だけで回せる(サブ講師を雇う必要がない)ので結果的に依頼元にとってコスト削減になります。
昨年度はスクラッチ、マインドストーム、ロボホン、そしてJavaをやりました。Javaをやった子の多くは、すぐ挫折してスクラッチ等に移っていきました。そもそも、キーをまともに打ったことのない子供にキーを打たなきゃならない言語を教えるのは難しいです。しかもそれがオンラインだったらなおさらです。なのでPythonはやめようと思っています。
Pythonをやらないとしても、人工知能が学べられれば依頼元としてはいいのでしょう。ですので、スクラッチの拡張機能を使うことを考えています。「ML2Scratch」という拡張を使うと、カメラで撮影した画像の学習と認識ができます。これを使う上級編と、今まで通りの初心者向け入門編の2通りとすればいいのではないでしょうか。
と、子供に人工知能を教える教材として、「ML2Scratch」を考えましたが、もしこの記事をお読みになった方で「人工知能を学べるこんな教材もあるよ!」とお思いの方は、ぜひコメント欄でお教えいただきたいです。「子供にこんなやり方でPythonを教えているよ」でもいいです。よろしくお願い申し上げます。(_ _)
以上!
※4/6追記:ALIS運営様が「AI」タグをつけてくださいました(私が書いたときは「人工知能」だけでした)。ありがとうございました。