昔読んだ本で、アイデアの作られる全過程と方法が書かれています。
大学時代にこちらを読み、社会に出てビジネスをするようになった現在。
企画だけでなく、事業戦略を考えるうえでもベースとなる考え方が身についたと思います。
汎用的に使える思考法だと思ったので、覚えておきたい部分を以下に備忘録として綴ってみます。
アイデアのつくり方 ジェームズ・ウェッブ・ヤング864円
・第一
資料集め
課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすること。
・第二
心の中でそれらの資料に手を加える。
・第三
アイデア孵化段階。意識の外で知識同士が組み合わさるのにまかせる。
・第四
アイデアの実際上の誕生。
「ユーレカ(分かった!みつけた!)」という段階。
・第五
現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。
・年齢を重ねるということは活動的でいきいきとした感情生活を放棄しない限り、知識の貯蔵庫を豊富にするのに役立つものである。
・言葉はアイデアのシンボル、つまり「言葉を集める」=「アイデアを集める」こともできる。
・辞書を読んでみたがストーリーらしきものに気づかなかったという方は、辞書が短篇小説集であるという点を見落しているにすぎないのである。
科学と方法改訳 アンリ・ポアンカレ
あらすじ*彼の専門である自然科学の諸分科における方法論を大成したのみならず、生地のままの頭脳にいかなる方法で新しい概念を徹底させるかという科学教育に関する基本的指針を提示
皆さんの生活でもぜひに、参考としていただけたら幸いです。
本自体も薄くてすぐに読めるので、気になった方はぜひ手に取ってみてください!