他人のことを想像して悶々とするのは意味がない、だって、その想像は当たってない。

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所用があり不動産の仲介業者に電話したら、そっけのない応対をされた。何かを聞いても小バカにした様な軽い笑いを挟んでから答えるその姿勢に、机を指で「とんとんとん」何度か叩いた。

「きっとこの人は小さな世界でプライドが高いのだろう」そんなことを思いながら、営業スマイルや僕は電話を切った。

似たようなことは過去にも多くあったような気がする。しかしそのたびに悶々してきたが、やっぱり、意味がない。今日は他人を勝手に想像して言い訳をつけて納得しようとする、悶々行為について対話していきたいと思う。

目次

今はない。あってなから

遅れても速攻できた。

妄想した小一時間はむだだった

相手にとってそうしたくない人になる

相手にサービスを頑張る

今はない。あってなから

何か嫌なことを言われたら応対をされたりすると頭にいつまでも残るものだ。その都度ストレスを感じるのが嫌で頭の中で相手を想像する。

自分のストレスがおさまるようにきっと相手はこんなやつだ、だからあんな応対になったのだ、なんてやつだ、そんなことを考えて自分を落ち着かせる、

しかし、毎回当たってない。当たらない。確認もできないが、できたことがあった。

遅れても速攻できた。

打ち合わせの日程を決めてLINEで履歴を残し、さぁ、当日、待ち合わせると、こない。LINEで連絡するも返事なし。なんだろうこれは。

頭の中で色々なことを思う。「もしかして、嫌なことをいったからぶっち？」「まさかのスルー？！」色々思った。

そうした自分に非があったかもと考えた後は、だんだんストレスが溜まり今度は相手が悪い、というふうに自分の中で責めが始まる。

そんなことを小一時間こなしたら電話が鳴った。打ち合わせ相手だ。

「すいません、寝坊してしまいました。本当にすいません。」

なんだ、そんなことか。うん。許すよ。

あんな性格悪いことや、感じ悪い行動を企んでいたのかと思った。寝坊か。たまにあるよね。

その後、まだ打ち合わせ場所に僕がいることを知ると速攻でそこにきた。何度も謝っていた。

結局、小一時間、彼を想像の中でひどいやつに仕立て上げて、感じ悪いことをされたかと思っていたら、全然違った。寝坊だった。

寝坊くらい、やってしまう時ある。疲れてる時もあるし、怒涛のスケジュールで僕との打ち合わせを入れたかもしれない。むしろ休日だったかもしれない。色々ある。

妄想した小一時間はむだだった

小一時間の妄想はまったくの無駄だった。その小一時間、気にせずに前向きに何かをしていた方が有意義な時間になったはずだ。

それにもかかわらず、勝手に相手を悪い奴に感じて、仕立て上げ、勝手にこんなことを言っているに違いない！と一人で怒っていた小一時間は、自分にとってマイナスでしかない。

相手が来なかったことが問題ではなく、他人が自分の予定通りに動かないことはある、その時に自分が何もできないのが情けない。相手を想像で責めることしかできない自分に情けなくなった。

むしろ寝坊できないような相手になればいいだけだ。過去に起こったこの時間は僕の中で大きな勉強となった。

相手にとってそうしたくない人になる

世の中の人のほとんどはWhatよりWhoだ。理想はWhatではあるが、現実はWhoだ。しかしどこかで僕はWhatを信じている。そんなように、相手にとってそうさせない人になれば良い、本気で思う。

人生を変えるような大きな仕事や転機、チャンスが舞い込んできたら、その場で動いたり、スケジュールを確認したり、予定を取ったり、手帳に具体的な時間と場所までメモすると思う。

でも、スルーされることがある。やはりそれくらいの人だと思われているんだろう。それくらいの優先順位なんだと思う。

だから優先順位を上げてもらえるような人にならないといけない。理想かもしれない。でもそういうふうに考えた方が、全て前向きにおさまる。

相手にサービスを頑張る

浮気をされた、なんで話をちょこっと聞くたびになぜ怒っているのだろうかと思う。相手を悪いというのは分かるが、それよりそれをさせるような状況を作った可能性を考えないといけない。

彼女システムに反対を表明する前に最後に付き合った彼女は、男を使って僕から乗り換えていった。当時は腹がたったたものだ。

でもすぐに自分が乗り換えない理由は本当になかったのか？と考えた。答えはNoだった。乗り換えられる直前はそんな優しい対応もできてないし、サービスも全然していなかった。

そんなお店があったら他の向かいのお店にでも行くだろうと思う。だからいったのだろう。どう考えてもその状況を作った僕が悪い。そういった状況を作らないように努力すべきだった。

相手が失礼な奴だ！といったところで何も解決しない。自分でそうさせないような人になればいい。理想を上げるよりも、それをしたくなるような状況を作る、そういった考え方の方が遥かに自分を豊かにさせる。

だから、どんなにブログが読まれなくてもチャンネル登録されなくても、常に理由はただ一つだ、僕が面白くないだけだ。意味がないだけだ。

だから、少しでも小さな意味を足していきたいと思う。多少無理してでも。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

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