沖縄移住した私が初めて沖縄に上陸したときの話 その27

私たちはここからさらに埼玉に帰る必要があります。

その手段は鈍行列車。行きと同様に青春１８きっぷを利用します。

このときすでに１４時前。

乗る電車すべてが、埼玉へ帰ることが出来る最終電車になる行程です。

つまり、予定していた電車に１つでも乗り遅れると帰れなくなってしまうのです。

「沖縄よりやっぱり寒いね～」なんて余韻に浸っている余裕はありません。

駅のホームへと空港を走ります。

無事、関西空港からは出発することが出来ました。

このまま大阪、京都、名古屋、静岡などを経由し埼玉へ帰ります。

夕方から夜にかけて。東海道新幹線沿線の都市を通るので車内は混んでおり、

なかなか座ることが出来ません。

全員が疲れ果ててているので会話もほとんどないまま、ひたすら移動するのみです。

埼玉に到着したのは日付が変わった午前１時過ぎ。

こうして私たちの長い旅は終わりました。

これが私の「初めての沖縄旅」です。

今振り返っても、悪天候のせいで、

全く沖縄らしさを感じることが出来なかった旅でした。

それがある意味で、私の中で印象深い旅行になっています。

この旅以降、移住までの約３年半で沖縄には計７回訪れましたが、

一度も「移住する」なんて思ってもいませんでした。

ちなみに、私が上陸した離島の数は５０を超えましたが、

今のところ「島に閉じ込められた」というのはこの旅以外ではありません。

～終わり（お願いです。いいねしてください！！）～

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