カサハラです。
"カサハラ"という名前を目にしたとき、一番最初に生じる感情は何か。
そうだ。
言うまでもなく「あ、この人フリック入力しやすそう」だ。
スマホがモバイル端末のシェアを大きく占めている現代社会において、名前がすべてア行で完結する存在であることは他者に圧倒的な優位性を誇ることができる。
例えば、女の子に名前を呼ばれやすくなる。
フリック入力のハードルが下がるため、女の子とLINEをする際に「カサハラ!」「ねえカサハラ〜♡」「カサハラ好きーーー♪♪」といった、積極的に名前を呼ばれるシチュエーションが生まれる。
これが、"オダジマ"だった場合、どうか。
全国のオダジマさんには大変気の毒だが、まず名前が呼ばれることはない。
ア行 : 「・」
イ行 : 「←」
ウ行 : 「↑」
エ行 : 「→」
オ行 : 「↓」
濁点 : 「A」
半濁点: 「B」
フリック入力のコマンドを以上で表現する場合、
カサハラは「・・・・」に対し、
オダジマは「↓・A←A・」だ。
どちらの入力コマンドが簡単かは一目瞭然であるとともに、「・」だけで表現されるカサハラという苗字に隠された魅力をも見出されたことと思う。
"名前を呼ぶ"行為は日常生活において頻発する。格闘ゲームで言えば弱攻撃にあたる。
弱攻撃は牽制技が多いため、発動条件は極めてシンプルでなければならない。
コマンド入力のコンマ何秒の出遅れが勝敗を決することになりかねないからだ。
そんな弱攻撃を繰り出そうとする中で、「↓・A←A・」などと流暢に足踏みしている場合ではないのだ。
しかし、国内を見渡すと、非常に悔しいがカサハラよりも強い存在がいることも認めざるを得ない。
たとえば"タナカ"だ。ア行3文字だ。
"ア行3文字"というあまりのパワーフレーズっぷりに今にも圧倒されそうである。まずカサハラでは勝てない。
そんなタナカをも圧倒してしまう存在がいる。
"ナカ"だ。"ア行2文字"。
"ア行2文字"と口にするだけで身の毛がよだつ。"ア行2文字"と言われただけで一瞬"ボイドエクストリーム"と言われたかのような錯覚にさえ陥る。
だが、そんなボイドエクストリームさえも圧倒的に凌駕する存在がいることを伝えねばならない。
"ラ"だ。漢字にすると"羅"。
どうあがいても、一文字で完結することの多い中国人に我々は跪くしかないのだ。
中国が最強のア行集合体だという結論が出たところで、ALISのテスト投稿作業とさせていただく。
ALIS、非常にシンプルなUIで書きやすい。