何を言っているかわからねーと思うのだが、お得な話ばかりなので少し早いがKatakotoさんからのお年玉代わりと思ってまあ最後まで頑張って聞いて欲しい。
実用段階にだいぶ近づいたと言われているBitcoinのマイクロペイメント実装Lightning Network。新しモノとくっせー塩辛好きのKatakotoさんとしてはすぐにでも触ってみたくてAndroid用のモバイル・ウォレットを入れてあれこれ試していたのです。
が、ビットコインのようにモバイル・ウォレットをインストールしたらすぐ使えるわけではなく、Lightning Networkの利用には
という少し分かりにくくて面倒くさい作業を行う必要があるのですね。
簡単に言うと、Lightning Networkの中継所に「0.003BTC預けておくので、この範囲内で高速少額決済利用さしてくださいね。」といった約束事をしなければならないんです。もちろんその辺の処理は全てスマートコントラクトにて行われるので、トラストレスは維持されてます。
はい、さようでござますかと言われるがままに、Lightning Network用モバイルウォレットをセットアップしていたKatakotoさん。デポジット最低金額である300,000satoshi(今のレートで1260円位)を預けて、さあこれでやっと使えると意気込んでいた所にこんなメッセージが。
まだLightningでの支払いを要求できません。受け取りのためのスペースを作るため、始めに少なくとも2000satを消費する必要があります。
なにこれ。聞いてないんですけど。
チャネルを開いたばかりの状態は、いわば自分のコップに水がひたひたの状態。自分で使って減った分しか、ウォレットにお金を受け取る事はできないという事らしい。
なにその、“お金は使えば使うほど増える”みたいな考え方。ZOZOタウンの社長かよ。お金は使ったら減るんです!
仕方がないので、Lightning Networkでルーレットゲームができる
で1000satoshi(4円位)ハッテ、光の速さで負けてきました。ちなみに日本からのオンラインカジノは違法の可能性があるんだそうですよ、あらそうでしたか。あーいとぅぃまてぇーーーーーん!(棒立ちかつ無表情で)
この時点で、Lightning Networkの支払いの速さはすでに体感できたのでそれで満足をすれば良いものを、せっかくだから受け取りも体験してみたいKatakotoさん。困ったのはお金を送ってくれるようなお友達がまわりに一人もいない事。
そこで訪れたのはまたしても何やら怪しいこんなサイト。
以前に、サイトにJavaScriptのコードを埋め込んで、閲覧者が知らない間に、ユーザーのコンピュータのCPUパワーを勝手に使って暗号通貨モネロを採掘させるマイニングマルウェアが流行りましたよね?ここはあれを公にやっちゃっているサイト。その代わりにいくばくかの報酬をLightning Networkでお支払しますよというもの。
ブラウザによっては危険と判断されて表示すらされない可能性もあり、ご利用は各自の判断でとしか言いようがありませんが、脳細胞がウニくらいしかないkatakotoさんは構う事なく一晩中ノートPCをブン回し続け、無事11satoshi(0.04円)もの巨額の報酬を得ました。
モバイル・ウォレット側でもまさに光の速さで送金確認ができて0.04円で多幸感を得られる自分のコスパの高さに大満足の年の暮でした。
でも、やはりこの「使わないと受け取れない」っていうのはどうなのかな。チャネルを開くだのデポジットだの、セットアップ時点で???が多すぎてライトユーザーが試すにはまだまだ障壁が多すぎるし、UI周りでもまだまだ改善の余地が山積みだ・・・ビットコインもそうだけどあのいじめられっ子がキーボード上に追いつめられて爆竹投げられたみてーな0n1pwzs02qrzjqwryaup9lh50kな文字の羅列をコピペで扱うあの感じなんとかならないものかね・・・マスへの普及は数年先か・・・と思っていたのですが、なんと既に日本のHashHubというベンチャーさんが、このあたりの面倒くささを全て解決してくれていました!!
どう解決されたのかを2行で説明いたしますと
旧:チャネルを開く→デポジットを支払う→Lightning Network利用開始
新:サルをできるだけ遠くにぶん投げる→Lightning Network利用開始
師走の忙しさでkatakoto脳がショートしたとお思いの方は、以下の公式Mediumを参照してください。ウォレットではなくDenryu Node Hubがノードの役割を果たしているおかげで、最初に僕が書いたような制約がなくなりスムーズに始められる仕組みのようです。間にLightning Networkを活用したアプリLappが入っているのもとても先鋭的で素晴らしい試みですね!
しかもこのSarutobiというゲームでサルを無思考にてバカバカ遠くに投げ飛ばしているだけで、わりかし簡単に無料でビットコインが手に入るという経験は、今後本格的な移民政策を推し進めるこの日本において、今一度働くこととは何かを強く考えさせられました。
Katakotoさんが2018年に言いたいことは本当にこれで最後です。今年は結局最後まで年収がムーンする事はありませんでしたが、最後の最後でサルを遠くに放り投げるお仕事が見つかったので2019年も一生懸命頑張りたいと思います。
さあ、みんなも読み終わったんなら、こんな所でボサーっとしてたり、ネットで会った事もないやつらと結婚したがったりしてないで、さっさとサル遠くに放り投げてこいやぁ~!(来年さる年だけに(今年最後のどーでもいい嘘))