はいどーも。@katakotoでございます。「それプロス」(前回と略し方違うやん)ももうVol.3でございます。今日も長いのでどんどん参ります。初回とかぶる部分もありますが、ボクが今回のスピーチで一番痺れた部分なので何度でも訳して何度でもシビレます。ビリビリ。
ビットコインはおかしくて変なものでした。そして私は、ビットコインがおかしくて変だった時がだいだい大好きだったんです。
でも何人かの人たちにとって、ビットコインは異様すぎました。おそらく難しすぎて理解できなかった。しかもビットコインでドラッグを買える小さな可能性があった。ただし、“良い”ドラッグではなくて。ファイザーの作った高額なドラッグではなくて、アデロール(ADHD治療合剤・市販薬)でもなくて、これはつまり覚醒剤なんですけど。フェンタニル(鎮痛剤・市販薬)でもなくて。まあこれはヘロインなんですけど。
処方された“良い”薬ではなくて、“悪い”薬です。マリワナみたいなね。(あら怖い)
人々がドラッグを買えてしまう。ビットコインは企業イメージにあまり好ましくない他の事もできてしまう。
では、どうやって貨幣をGentrification“高級化”したら良いでしょうか?
どうやっておかしなモノを取ってきて、スーツで正装させ、散髪させ、役員達にプレゼンさせれば良いでしょうか?
最初の何年か、私が会社に出向いてのプレゼンテーションを依頼された頃を思い出します。会社の人達は私にこう言いました。「我々の重役達にプレゼンを依頼したいのですが、彼らに話す際には“ビットコイン”とは言わずに、“ブロックチェーン”を使って話して頂けませんか?なぜって“ビットコイン”は何か変で気味が悪いんですが、“ブロックチェーン”には未来があるからです。」
私は言いました。「いやです。“ブロックチェーン”とは言いません。“ビットコイン”と言います。なぜって“ビットコイン”が未来であり“ブロックチェーン”などクソくだらないからです。そしてあんたらの重役にも言ってやりますよ、お前らクソくだらねぇなって。なぜってあなたたちが私にお金を払ってここに呼んで、本当の事を私が見たように話してくれと頼んだからです。私は、単に気分を害さないようにと、きれいに包装された何かを売りつけようとしているのではないからです。私が興味があるのは真実を伝える事です。
暗号通貨が興味深いものである理由は、ビットコインが面白い理由は、それが誰にもコントロールされないものだからです。検閲できないものだからだし、オープンなものだからです。そして関わっているたくさんの人々がめちゃくちゃ“変でおかしな”人達だからです。おかしなコンピューター・オタク、プライバシーと自由について、おかしなアイデアを持ったおかしな暗号研究者。これらのおかしな人々が、私がビットコインに関わっている理由です。なぜって私もおかしな人間だからで、それで全然いいんです。
それら全部を取り去ったら、残されるのは - ブロックチェーン - 無味乾燥な何の面白味もないものです。無表情で革新性のない環境。面白いもの全部が消毒され、残りの空っぽの外観で覆われた企業のおもちゃです。基本的にはただの遅いデータベースです。
どうですか。痺れましたか。僕は訳していて稲妻に撃ち抜かれかのよな衝撃を覚えました。そんな時は、アントノプロスさんの頭皮んとこのMの部分で雨宿りをするといいそうです。ちょうど避雷針のような役割をするんだそうです。どんだけ稲光がなってても安心なんだそうです。
それではまた、この雷雨が止んだ頃に、皆様とお会いしましょう。
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