仕事柄、外国語を使うことがあるので、昔から言語習得ということに興味があります。
僕自身、大学時代に学んだり留学したりということもあって、中国語はある程度理解できるようになったのですが、悲しいことに英語はなかなか身につかず…
ただ、最近ではちょっとした自分だけの用を足すぐらいであれば、Google翻訳に放り込めばなんとかなるような気がします。
また、家電量販店でソースネクストのポケトークを試してみたのですが、なかなかの再現度で、買おうかどうしようか悩んでいます(まだ買ってない)
とはいえ、いろんな人とコミュニケーションをとったり、仕事で使うぐらいのレベルで外国語が必要であれば、継続的な勉強を積み重ねて、自分のなかに「外国語脳」を作らないといけないのかなと思っています。
そう思っていたところで、僕の気持ちをワクワクさせるような技術を、ライフワークとして開発している方を見つけました!
億ラビットくんさんが開発したCMS「OCRYBIT」を見ると、億ラビットくんさんのライフワークは以下のようなものだと書かれています。
ライフワークは長年に渡って研究・開発を続けている独自の自然言語生成技術を実用化して、人工知能を用いた加速度的学習で自然言語習得に革命を起こすことと、ブロックチェーンと独自の合意形成プロトコルで人類社会を非中央集権化すること。
2つのライフワーク、どちらもワクワクするのですが、言語習得にコンプレックスを感じている僕にとっては、「自然言語習得」への「革命」は、ワクワクするとともに、希望すら感じます!
また、この点、億ラビットくんさんはTwitterでこんなツイートをされています。
いや、もう、ワクワクする言葉の羅列に負けて、技術的なイメージは僕には全然描き切れていないのですが、「言語習得」が技術の力で劇的に変わるのかも…という期待感が高まります。
このツイートに並んでいるakihito_kさんと億ラビットくんさんとのやり取りも、ひとつひとつが興味深いのですが、このなかで億ラビットくんさんが「チョムスキーの生成文法を語学に最適化させた」と書いています。
この部分を読んで、「あ〜、僕のような文系さんには理解できないはずだ!」と感じて、より一層、実際の運用が楽しみになりました。
というのも、僕が言語学ということでイメージする場合、ソシュールの記号論などを思い浮かべるのですが、こちらはどちらかというと社会科学的な視点なんですね。
社会の構造として言語がどのような意味を持っているかということを考えるためには、ソシュールの言語学は興味深いし役に立つと感じるのですが、技術的なアプローチを深める観点からすれば、チョムスキーの言語論が非常に役立つ(というふうに学んだような気がします💦)
この点で、僕は必然的に、技術を享受する者の立場に身を置くことになりました。
億ラビットくんさんがライフワークとして、こうした技術開発を進めているのであれば、僕はそれをじっと待ちながら、この技術が実現する世界を目一杯感じてみたいと思います!
億ラビットくんさんのこの技術が成就すると、きっと言語習得の方法論は大きく変わることだと思います。
というより、今までの言語習得の方法は打ち捨てられることになりますね。
そうした「旧来の技術」で言語を身につけてきた僕は、億ラビットくんさんが開発する「新たな技術」の恩恵に浴すると同時に、自分の「技術」の活かし方もまた、いろいろと模索していかないといけないなと感じています。
そこで、億ラビットくんさんが開発したCMS「OCRYBIT」で、翻訳について考える記事を書き始めました!
「新たな技術」で切り開かれていく「新たな世界」のなかで、こうした「旧来の技術」はもしかしたら職人的な世界として生き延びていくのかもしれないなぁと思います。
ちょっと記事の更新が途絶えていますが、ちょっとした仕掛けを構想中で、また更新を再開していこうと思っています。
最後は、僕の記事の宣伝みたいになってしまいましたが…