数年前琵琶湖へ行きました。今回はその時の話。
何度も地図で見て気になっていた、琵琶湖にある島である竹生島へ行きました。船はいくつかの場所から出ているのですが、彦根からの船で行きました。
竹生島へ着くと、さっそく急な階段があり道案内に従ってめぐっていきます。
鮮やかな朱色の塔もあり
ミミズクのオブジェもあり
そしてかなり高い場所へ着くと、かわらけ投げができるところがあります。
かわらけとは素焼きの杯のことで、2枚あってそれぞれ名前、願い事を書き、下に見える鳥居に向かって投げて鳥居をくぐらせるのに成功すると願いが叶う、とのこと。
こんな風に見えます。さっそく投げます。
ヒューッ、とすぐ下に落ちました。かわらけが軽すぎて難しいですね。
脱線するけど、ここからかわらけが大量に見えてるんですが、名前が付いてるので個人情報じゃね?とか思いましたが夢のないことは言わないおきましょう。
戻ります。不動明王がいますね。剣がかっこいい。
竹生島は源平合戦当時の武将、平経正(たいらのつねまさ)が上陸、琵琶の演奏を行った地のようです。言い伝えでは平経正の美しい演奏を聴きに龍神が現れた、とのこと。
平経正という人物は、琵琶の名手で守覚法親王という人に琵琶の名器「青山」を与えられたのですが、都落ちの際に自分の運命を悟ったのか親王に返上しています。そしてその後、一の谷の戦い(1184年)で死亡しています。
そう考えると、平和な時代に毎日気楽に楽器を弾けるってありがたいよなあ、とか思いますね。
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