「人間椅子」というバンドの30周年記念の「新青年」ライブツアーのファイナル、豊洲PITで行われたライブにいってきました。キャパ1300人くらいのチケットがソールドアウトしてました。その日は同時に、無料でYouTube生配信も行われ、ピーク時は世界中から5000人くらいの同時視聴者数を叩き出してました。
ライブの最初の感想は、これ本当に3人だけで出してる音なの?という驚きでした。重厚で、複雑性があって、迫力というか圧が凄い、、、そして初っ端の、「地獄のご馳走」という曲で、人間椅子ライブ初体験の僕は、なんか少し泣きそうになるくらいエモくて、叩き伏せられました。そしてその後の、和嶋さんのMCがまた泣けました。
今回の新しいアルバム「新青年」の売り上げが、非常に好評なんです。売れたんです。この30年間で、一番売れたんです。私たち、死ぬまでバンドやって参りますので、よろしくお願いいたします。
3人がとても仲良しで、謙虚で、音楽が本当に好きで、30年本気でコミットしてきたひとたちの重厚な音楽は、本当に心にざっくりと刺さりました。そして、流行りや、空気や、見た目だけのかっこよさに惑わされないスタッフたちや、コアなファンたちに、長い間守られてきた事実にも、相当なエモさを感じました。
2019年12月13日(金)に、中野サンプラザでのワンマンライブが決定したそうです。本当に信頼できるひとびとが、きちんとした評価をされる社会に、ようやく少しなってきたのかなぁ、と今の人間椅子の大活躍をみているとそんな気がして、嬉しい気持ちになりました。
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