alisの中でも「瞑想」キーワードでたくさんの方々が投稿されていますね。時間のあるときにゆっくり訪問したいと思っています。
最近、NHKのドラマ10「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」にはまっています。ドクターXの「私、失敗しないので」(これも観てます・笑)を文字って「私、失敗しちゃった」。
このドラマの中でミス・ジコチョー(松雪泰子)が落ち込んだり、失敗したりすると、激辛のラーメンを食べる場面が何度か登場します。
理由は、超辛いモノを食べることで、五感の中の味覚に意識を集中することによって、ネガティブなメンタル状態を打破し、いったん切り離す作業をしているわけです。
ミス・ジコチョーは、「事故調査」という事象に集中して考察・熟考していくドラマですが、一つの事を徹底的に多角的に観ていきます。この作業も「イマココ」の状態です。
一つの事を突き詰めていく作業は、メンタル的にとても良いことですが、その作業が失敗に終わると、突き詰めた反動が一気に襲い掛かってきます。しかし、ミス・ジコチョーは、ここで思考をいったん止める作業を行うわけですね。超辛いモノを食べることによって、その味覚にフォーカスしマインドフルネスすることによって、負の連鎖を切り離しているのです。
「失敗学」というのも実に面白いキーワードですね。人間が関わっている限り、必ずヒューマンエラーが起きる。ヒューマンエラー事態を責める(体質的に隠ぺいへと繋がる事も多い)のではなく、なぜヒューマンエラーが起きたか、そして、その失敗した事象を客観視し、起きないように二重、三重のチェック体制へと促す。
「失敗学」・・・あまり馴染みのない「学」ですが、調べたら、amazonでググってみたら「失敗学のすすめ」という書籍が見つかりました。著者は畑村洋太郎氏~東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主 宰。’02年にNPO法人「失敗学会」を、’07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる。
さらにググってみたら、やっぱりこの畑村氏の失敗学がモデルになっているようですね。ビンゴ!(笑 なお、「失敗学」の命名は、ジャーナリストで1994年に「臨死体験」を世に出した「立花隆氏」でした。
というわけで、まとめますと、脳内思考ネガティブ不純物の排泄には、マインドフルネス・五感にフォーカスするのがお薦めです。ちなみにマインドフルネスは仏教徒のヴィパッサナー (Vipassana)瞑想の西洋版です。