この「レンジャク」は北方から南方に渡るときに日本各地で観られます。1月、北海道から始まり、北関東~関東(最近は少ないみたい)~関西と各地で群れが観られたりします。独特の風貌なので人気がありますよ^^
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2014.3.18 埼玉県坂戸市・浅場ビオトープ
いつもと違い、駐車場にやたらとクルマが多い。春の陽気に誘われて、イヌの散歩や、じーさんばーさんの散歩が多いからかなーと、思いながら入ってみると・・・大砲を持った鳥カメラマンがちらほら・・・。さらに進むと、おお!藪に数台大砲を向けています。
前日、清瀬で大砲を藪に向けている人たちをスルーしたら、アリスイが出ていたらしく失敗したので、「何が見れるんですか~?」と訊ねると、「レンジャク」!との事。おお!!!やった!!!予想通りだっ!!!ここにも来るんだ!!!しかし、まだ居ない。。。
その後、私的のバードウォッチング・コースを辿って裏側に入ってみると・・・・・
ん????何だ、この群れは???
おお!この特徴的なアタマは・・・!!
やった~!!! ヒレンジャクの群れだあ!!! いや~感動しました。興奮しました。あまり気が付いている人もいなく・・・・。自分で見つけるのはウミウシ同様、やっぱり嬉しいものです^^ そんなに敏感でなく、意外と逃げずに木々に止まっていましたよ。
ツボミをついばんでいるみたいです。ヤドリギの実が大好物で移動するときいてたけど・・・。
20羽くらいの群れだったようです。いつもの静かな坂戸ビオトープは大騒ぎといった感じでした^^
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2014.3.25 坂戸・浅場ビオトープ
まだ、レンジャクくん、居るのかなあと思って寄ってみました。駐車場は満杯状態。こりゃ、まだ居そうだなと思って土手を登ると・・・すぐに沢山の大砲部隊が・・・。水飲みのシーンも撮れて良かったです^^
埼玉県の日高の辺りから川沿いに上がってくるとか、ヤドリギは無いのに何故このあたりに集まるのか>「リュウノヒゲ」の実を食べているとか・・いろいろ情報も得られました。リュウノヒゲも好物なんですね^^
この角度からだと首が長いみたいですね(笑
水飲みシーンの写真を見てましたが、実際に見ると、なかなか動きが速かったです。連帯行動は独特ですねー。
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2015.3.15 埼玉県・秋ヶ瀬公園
前日のツイッター情報で、レンジャクが森に入ったとのこと。行ってきましたよ。
置物みたいですね^^
キレンジャク
昨年はキレンジャクが見れなかったのでうれしいです。名前の通り尻尾の部分が黄色いです。その後、レンジャクの森を離れて公園内を走っていたら、目の前にキレンジャクが・・・!
なんでこの子は、こんなにボサボサかというと、見つけたときには撮れなくて、その後、道路の下の川で水浴びをし終わった後に撮ったからなのでした(笑)ヒレンジャクは、ほとんど群れで行動しますが、やっぱりキレンジャクはちょっと異端児的な行動をするのですかねえ。
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2015.3.26 再度、さいたま市の秋ヶ瀬公園へ行ってみました。今回は、割と大きな池に集まっていました。カメラマンもすごい数でしたよ。
正面顔もいいですね~。
こんなショットも撮れました。尾っぽが赤いですから「ヒレンジャク」ですね。
この日もキレンジャクに逢えました^^
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2015.3.27 またまたさいたま市・秋ヶ瀬公園に行ってきました。まだ、レンジャクたちは居ましたよ。晴れていて西陽を浴びて・・・やっぱり晴れている方がきれいですね。
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2015.3.28 またまたまた(笑)さいたま市・秋ヶ瀬公園へ寄ってみました。
いや~、精悍な顔つきです。
ぶるっとした瞬間^^
あの池には、キレンジャクが一羽だけ居ました。ヒレンジャクの群れはもう去ったようですね。
ヒレンジャク(緋連雀、学名:Bombycilla japonica)は、北東アジアに生息するスズメ目レンジャク科に分類される鳥である。日本では冬鳥として見られる。
体長は約18cm、翼開長は約29cm。オスとメスはほぼ同色で、全体的に赤紫がかった淡褐色であるが、頭や羽などに特徴的な部位が多い。顔はやや赤褐色みを帯び、尖った冠羽、冠羽の縁まで至る黒い過眼線、黒いのど(メスは、黒斑の下端の境界が曖昧である)などである。
腹は黄色みを帯びており(キレンジャクとは異なる)、腰から上尾筒は灰色、下尾筒は赤(キレンジャクは橙褐色)、尾は灰黒色で先端が赤色である。尾羽の枚数は12枚であり、漢名「十二紅」の由来となっている。
ヒレンジャクはシベリア東部・中国北東部のアムール川・ウスリー川流域で繁殖するが、森林の減少と環境悪化によって絶滅が危惧されている。
越冬地は日本のほか、サハリン、朝鮮半島、中国南部、台湾などだが、年によって飛来数が極めて不規則であり、まったく観察されない年があったり、越冬地でも一年を通してみられることもある。日本では沖縄県中部より北の地域に、11月から5月にかけて滞在する。東日本に多いキレンジャクに対して、ヒレンジャクは西日本に多く渡来し、北海道ではほとんど見られない。
日本などに飛来する冬の非繁殖期には主に果実類、ネズミモチ、イボタノキ、ニシキギ、ヤドリギ、ノイバラ、ヤツデなどを食するが、繁殖期である夏の間は昆虫食である。ヒレンジャクは基本的に数羽から数十羽の群れで行動するが、稀に100羽以上の大群となることもある。また、しばしばキレンジャクとの混群もみられる。
キレンジャクとともに平安時代から「連雀(れんじゃく)」「唐雀(からすずみ)」などとして知られていた。連雀の名の由来は、群で行動するためである。キレンジャクとヒレンジャクを区別するようになったのは江戸時代中期からで、それぞれ漢名の「十二黄」と「十二紅」に相当すると「喚子鳥」などに記されている。また、ヤドリギ(古名:ほや)を食することから「ほやどり」とも呼ばれていた。
ヒレンジャク 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2016年6月10日 (金) 07:54