雑司ヶ谷鬼子母神堂 & 武芳稲荷神社（東京都豊島区）~ちんちん電車とケヤキ並木と銀杏巨樹と#155

matol
2021/05/26 23:40

久しぶり（半世紀ぶり以上か？(笑)）に都電に乗って鬼子母神へ参ってきました。

都電荒川線・早稲田駅
小学1年までこの辺りに住んでいたのでした。

都電、別名、昔はチンチン電車。
なんと！今でも出発するときにチンチン♪と警笛を鳴らしていました！
いや～、懐かしいというか、遠い昔過ぎて脳みその何処を刺激されたのか不明(笑)。

先頭のいちばん前に座りましたよ。ガキか・・・(笑)。4つ目の「鬼子母神前」で下車。バスと同じように降車ボタンを押しますわ。

荒川線（あらかわせん）は、東京都荒川区南千住一丁目の三ノ輪橋停留場から同新宿区西早稲田一丁目の早稲田停留場までを結ぶ、東京都交通局を事業主体とする東京都電車（都電）の軌道路線（路面電車）である。
当線の大部分は専用軌道となっており、自動車道路と重なる併用軌道区間は約1.7キロメートル（全区間の14%）である[4]。路線距離12.2 km。停留所数30箇所。
都営バス（23区内）と同様の「前乗り・後降り」方式を採る。降車ボタンで次停留場での降車を知らせる。
普通旅客運賃は全区間一律で、1乗車につき大人170円。各停留場に出札や改札はなく、乗車時に運賃を支払う。
朝夕はおおむね2分から5分、日中でも6分間隔程度の運転間隔。
都電荒川線出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』最終更新 2021年4月6日 (火) 05:47

鬼子母神大門参道けやき並木

この右側の奥に手塚治虫さんが住んでいた昭和28年に建てられた【登録有形文化財】並木ハウスがあったようです。分からなかったなあ。。残念。。。

天正年間に雑司ヶ谷村の住人により法明寺へ「植付け」､「奉納」された欅並木が　400年を超える年月を経て現存しています。
並木には、樹齢約４００年以上・幹周り５ｍ～６ｍのケヤキが４本あります。　

鬼子母神堂

お堂をお参りする前に境内周辺を散策。

仁王像
石畳を進むと左右に石の仁王像がお堂を護っています。この二像は丈と幅が同寸といわれる珍しいお姿で、もと、盛南山という寺の観音堂にあったものが寄進されたと伝えられています。

仁王像　境内の外から別角度で撮影。

境内には、武芳稲荷神社が鎮座しています。

境内の大公孫樹（おおいちょう）は樹齢約700年。とても元気です。

樹齢700年の大銀杏の巨木を囲むように鳥居参道が二つあります。

拝殿前より

もう一つの鳥居参道から

拝殿

拝殿を脇から撮影

武芳稲荷と称したるは、何時の頃よりか不明なるも寺説によれば弘治年中（400年前）勧請の旦社にて、鬼子母神の地主の神なり。又、鎮座伝記には宇賀美多麻神（稲荷大明神）三狐の神と同座なりと、現在の尊像は貞亨3年卯月吉日開眼の銘あり。開運出世の霊験あらたかにして万人の尊崇するところなり。〔参考：縁起説明板〕

詳しい事は分からない神社のようですが、地元に大切にされてきた氏神さまだということは、ここを流れる空気・空間から良く解ります。

では鬼子母神堂へ。

鬼子母神堂

当山におまつりする鬼子母神（きしもじん）のご尊像は室町時代の永禄4年（西暦1561年）5月16日、雑司の役にあった柳下若挟守の家臣、山村丹右衛門が清土（文京区目白台）の地の辺りより掘りだし、星の井（清土鬼子母神〈別称、お穴鬼子母神〉境内にある三角井戸）あたりでお像を清め、東陽坊（後、大行院と改称、その後法明寺に合併）という寺に納めたものです。
東陽坊の一僧侶が、その霊験顕著なことを知って、ひそかにご尊像を自身の故郷に持ち帰ったところ、意に反してたちまち病気になったので、その地の人々が大いに畏れ、再び東陽坊に戻したとされています。

その後、信仰はますます盛んとなり、安土桃山時代の天正6年（1578年）『稲荷の森』と呼ばれていた当地に、村の人々が堂宇を建て今日に至っています。
現在のお堂は、本殿が寛文4年（1664年）徳川4代将軍家綱の代に加賀藩主前田利常公の息女で、広島藩主浅野光晟（みつあきら）に嫁した自昌院殿英心日妙大姉の寄進により建立され、その後現在の規模に拡張されています。
昭和35年に東京都有形文化財の指定を受け、昭和51年から54年にかけ、江戸時代の姿に復する解体復元の大修理が行われました。
また、平成28年7月には国指定　重要文化財になりました。（下記サイトより引用）