〇〇シオガマ・・・過去の記録を調べたら、代表的なヨツバシオガマの他にミヤマシオガマ、エゾシオガマ、トモエシオガマも見ていました。シオガマギク属の仲間です。
まずは、ヨツバシオガマ
2013.8 富山県・天狗平水平道コースにて
和名の由来のとおり、シダのような葉が茎の節ごとに4つずつ輪生します。
2014.8.3 長野県千畳敷カール~乗越浄土にて。
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)と奥の青いのはタカネグンナイフウロ
2014.8.3 木曽駒ケ岳から濃ヶ池方面・中岳周辺にて。
霧雨にぬれて、色合いがグッと締まっていました。
2017.7.28 長野県・唐松岳への登山途中にて。こちらは白っぽいですね。
2017.8 長野県乗鞍高原にて。
2018.6 長野県八ヶ岳にて。
シオガマギク属は半寄生植物で、イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生して養分を分けてもらうため、近くに宿主のある草原に生えるそうです。
地域によって草丈の大小、花の濃淡など変異が多いようですよ。確かにこうやって並べると色合いが結構違いますね。
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続いてミヤマシオガマ
2018.6 長野県八ヶ岳にて。
ミヤマシオガマ 鮮やかな色合いで奇麗です。タカネシオガマよりも葉の切れ込みが細かいです。
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エゾシオガマ
2017.7.28 長野県・唐松岳への登山途中にて。
花が白いですね。葉っぱの形状もけっこう違います。
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他のシオガマギク属
2017.8 長野県・乗鞍高原周辺にて。
トモエシオガマの花のなごりと果実
2013.10 東京都奥多摩町ガニ沢にて。
シオガマの仲間(コシオガマ?) こんなところにも咲くんですね。
こちらはコシオガマ属。和名の由来は、シオガマギク属のシオガマギク(塩竈菊)に似るが、比べると全体に小さく、花も小型であるため、コシオガマ(小塩竈)。
ところで、塩竈とは?
海水を沸かして蒸発させ塩をつくる竈のことだそうです。
浜で海水を竈で煮て塩をつくる風景は絵になる。そこで生まれたのが「浜で美しいのは塩竈」。シオガマギクの仲間は、「葉まで美しい」ことから、「浜で美しい」と耳に聞こえる言葉と同じことに由来するそうですよ。
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