マンモス。
今回はボカロの調声とボーカリストの歌唱技術について、逆にわかりにくく書きたいと思います。
昨日のツイートですが、これをきっかけに知り合いのボイストレーナーと有意義な滑舌議論を交わして面白かったので。
このツイートで理解できた人どのくらいいたのかな。
カタダバパ行の前に無音が入ると子音が強調されハッキリと聴こえるって話ですが、要は手前に「っ」が入るってことです。
例えば、
「ふざけんなてめえこのやろう!!!」って言葉の場合、
「ふっざっけんなってめえっこのやろう!!!!」
ってことですね。
このような仕組みというのは、基本的に音声学に載ってる理屈にしっかりと当てはまる物だと、音声学に詳しい知り合いのボイストレーナーと話したおかげでちゃんと確認することができました。
音楽は音階やリズムだけでなく、歌詞の発音なども数学的に見ることができる面白いところがありますね。
例えば、朗読したときの歌詞のイントネーションと、実際に歌となったときの音階の関係だったり。
ボーカリストにとって歌いやすい母音の音程だったりとか。
時々、自分もボイストレーニングや歌唱の講師をしていますが、一般のボイストレーニングにはない見解を持ってユニークに指導してあげると、生徒さんも理解しやすく楽しくレベルアップしてくれることがあります。
ボカロ調声技術を武器に色んな方に評価いただいてるボカロPなので、その技術や知識は実際のボーカル歌唱にも通用する技術がかなりあります。
そこらへんも今後展開できたら面白いなぁと思っているところです。
最後に、私の調声技術の力作を一つ紹介しますね。
先に言っておきますが、これはボカロです。