撮影場所 牛窓@岡山県瀬戸内市
"東洋のエーゲ海"と呼ばれる岡山県牛窓市の写真です。エーゲ海に行った事はないのでわかりませんが、他の景色と比較して日本じゃない感はありました。笑
バオウです。
本日の仮想通貨クイズをお届けします。
【問題】システムやサービスが停止している時間がない事を何というか。
1. ゼロ知識証明 2. ゼロダウンタイム
3. ゼロベース 4. 知識ゼロ証明
【ヒント】サーバーが落ちる=サーバーが○○○するといいますね。
怒られるの嫌なのでちょっとだけぼかしときます!
【回答】2. ゼロダウンタイム
さて中級といいつつ単語から連想できたかもしれませんね。本日の結果は如何でしたか?間違えてもこれをきっかけに知識を蓄える事ができるでしょう!
では回答解説を実施していきます。
1. ゼロ知識証明
単語の意味から考えて答えに当てはまらなさそうなので、回答から除去する事は可能でしょう。ではゼロ知識証明について説明ができますか?ゼロ知識証明について正しい認識を持っておきましょう!
一言でいうなら、”私(証明者)がAさん(承認者)に対して、機密情報が真実であるという事実以外の情報は開示せず、真実である事を証明する手法”です。
機密情報を知っている事実を伝達はしますが、機密事項の中身までを相手に伝達する事はしません。何や詐欺師のやり口とよーく似てますね。ですが厳密に数学的に証明が可能な問題となっています。以下にてとんでもない例を用いた説明を実施します。
私は知っていますよ。海の近く育ちですからね!でも見分け方をご存知ない方も多いのではないでしょうか。見分け方を伝えたいのですが、古来からバオウ家に伝わる手法での見分け方の為、一般には手法を公開できないのです。困りました。Aさんに至っては本当はわからないんでしょう?とか言い出して私のメンツは潰れてしまいそうです。ちなみにAさんは見分け方がわかりません。困りました。。
そんなときに活躍するのがゼロ知識証明です。私が知っているという事実のみを伝達するには以下の試行をすれば伝わるはずです。この実験には水槽とヒラメとカレイが必要なのでおすすめはしません。別のもので実験してみてください。
①Aさんが水槽から2匹のうち1匹を取り出します。
②私に、手にとった魚を見せます。見せた後に私に目隠しをします。
③目隠し中にAさんが水槽に魚を戻します。
再度2匹のうち1匹を取り出します。
④目隠しを外し、②で見せた魚と同一のものかを私に訪ねます。
⑤①~④の手順を繰り返します。
この際の注意事項としてAさんがどちらの魚を見せてくるかは50%で固定されているものと仮定します。
私は当然判別方法を知っていますので、魚が入れ替わったかどうかについて”YES/NO”で確実に返事をする事が可能です。ここでゼロ知識証明の面白い点が現れます。もし承認者であるAさんが目隠し中に魚を全く入れ替えなかったと仮定しましょう。そして質問を計10回繰り返したとしましょう。
私が2匹を判別する手法を知らない場合、間違える確率は1/2ですね。すると試行を10回繰り返した場合、おおよそ正答率は50%に収束するでしょう。ちなみに統計学的には試行回数が無限大の場合、確率通りに収束します。
一方で、私が判別手法を知っているならば、入れ替えたどうかを確実に判断できますので、10回連続で正解できる確率は(1/2)^10(^は累乗)=1/1024となります。ある程度試行回数を重ねる事によって、連続成功できる事にはきっと共通の答えを判別する方法があるんだな!という事実がAさんには伝達されます。
Aさん自身は判別手法を知りませんが、私が答えを判別する手法を知っているという事実を伝達する事ができました。しかしこれら一連の動作の中で私が答えを漏らす事はありませんでした。
見事に煙に巻かれたような気がしますね。このゼロ知識証明という技術は暗号理論の分野で古くから知られていた技術です。
このような一連の手順が用いられた暗号通貨(ここではより適切な意味での)として代表的なのがZCashです。ゼロ知識証明を用いる事によって、トランザクションの安全性を担保している通貨です。
定性的にはこんな感じです。ゼロ知識証明について正しい知識が得られましたでしょうか?
さて本題に戻って解説を続けます。
2. ゼロダウンタイム
ヒントや問題文から何となく類推できた人が多いのではないでしょうか。
読んで字の如くですね。詳細には解説しません。ゼロ知識証明で疲れました。笑
ゼロダウンタイムが実施できている背景には”分散型”というキーワードが存在します。分散型についても後日詳細解説した記事を書きたいと思います。
ブロックチェーン=”分散型台帳管理”と訳されますが、ブロックチェーンはその仕組に賛同する参加者によって、分散管理されています。もし仮に特定箇所の参加者に異常が発生したとしても、その他不特定多数の参加者によってリスクを分散している事が特徴です。
3. はただの日本語英語ですね。ゼロから検討する際によく用います。
4. はただのア○丸出しの状態です。笑
今回は以上です。
by バオウ\(^o^)/
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P.S 仮想通貨と全然関係のないサムネイル画像を使ってみたいと思います笑
私の地元(和歌山県)で撮影した、風景写真がメインです。(最近はそうでもない)