今では馴染みとなった「ヴォエ」
ですが、約5か月前。
ALISが始まった頃には「ヴォエ」などいう言葉は全く浸透しておらず、
そもそもコミュニティー自体も勿論ありませんでした。
それが今ではこの通りです。
もう一国を築けそうな勢いです。
着々と世界進出を目論んでいます。
さてどのように、「ヴォエ」はコミュニティーを形成して、
皆に周知されるほどの市民権を得ていったのか。
そこに隠されたヴォエの魅力とは?
今回は「ヴォエ」に関して、徹底解剖していこうと思います。
目次
1‐1 ALIS開始直後とヴォエ
1‐2 ヴォエ№1 えぐぽん氏との出会い
1‐3 ヴォエの不思議なマーケティング手法
1‐4 三毛ヒゲ氏が創り出した超分散型コミュニティー
1‐5 小さな点から大きな丸へ
1‐6 「ヴォエ」その不思議なコミュニティー
1‐1 ALIS開始直後とヴォエ
ALIS開始直後、β版オープンと同時に記事が一気に溢れました。
そこはまさに戦国時代。
知名度もまだALIS自体が黎明期ということもあり、
ユーザーは本当の意味で今よりも平等な闘いが
繰り広げられていました。
その中で徐々に頭角を現してきた猛者どもがいました。
アリスマン氏、毛根女子氏、そしてしまりす氏。
彼らに共通して言えたこと、
それは、はっきりとしたキャラクターアイコンがあり、
個性が際立っていたということです。
ALISでは記事を投稿すると、
新着記事としてライバルの記事と横並びに10件ずつ表示されるシステムになっています。
それはさながら夏祭りの露店のような光景です。
そのためアイキャッチである程度、読者の目を引くことが出来なければ、記事を読まれることなくスルーされてしまいます。
「いいね」をゲットすることなど到底出来ません。
その「ALIS」という戦場で打ち勝つには
どうしても一定基準以上の「個性」が必要であり、
みな心のどこかで注目される何かを追い求めていました。
その少し特殊な環境が、
「ヴォエ」を爆発的に拡大させる一因になったと
著者の「ヴォエとけい」は少し懐古した結果、そう結論づけました。
1‐2 ヴォエ№1 えぐぽん氏との出会い
さて、この爆弾の導線に火をつけたのは誰でしょうか?
間違いなくこの方でしょう。
ヴォエ№1いちごの妖精えぐぽん氏です。
ちなみにこの№の数字は1だから偉いという訳ではなく、ただ単にヴォエになった順番にナンバーを入れただけです。
創造主の三毛ヒゲ氏は№0ということになりますね。
どうでもいい補足はさておき、
とけいがヴォエになろうか悩んでいたその当時、
ヴォエは、えぐぽん氏とモアイ氏(ハッカー部部長)の2ヴォエだけでした。
まだ、ヴォエの言葉すら誰にも認知されていません。
その時にきた「ヴォエの勧誘」は、ただただ不気味そのものでした。
その時の様子を詳しく個人ブログに書いています
それでも、「ヴォエ」になろうと思った理由は、
えぐぽん氏とモアイ氏の重力が無いのかというくらいの
あまりに軽いフットワーク。
そして、独創的で味のある絵を描く三毛ヒゲ氏のアート力。
そこに何か惹かれるモノを感じました。
直感を信じ、即断即決するタイプのとけいは、
ダリのグニャグニャの絵をモチーフに
ヴォエ絵を依頼しました。
そして数日後には
「ヴォエとけい」となっていました。
1‐3 ヴォエの不思議なマーケティング手法
ヴォエにルールなどありません。
オリジナルな点といえば、
TwitterもしくはALISのアイコンが「ヴォエ」に変わること。
そして勧誘の際に
「ヴォエ」と
叫ぶこと。
この2点だけです。
実際にヴォエになって叫んでみると、とても楽しいものです。
「ヴォエって何ですか?」
「ヴォエ」
「ヴォエって変ですね」
「ヴォエ」
「ヴォエって怖い」
「ヴォエ」
このように全ての会話はヴォエで成り立ちます。
最初は恐怖心で顔が真っ青な非ヴォエユーザーも
そのあまりにも足取りの軽いヴォエ達のフットワーク、
心理学的に言うと「単純接触効果」により
ボディーブローのようにじわじわと、ヴォエの会話のパンチが効いていきます。
このように地道だけど楽しい活動を毎日のように続けた結果、
「ヴォエニスタ」は超巨大組織となっていったのです。
そういえば、一つだけ約束がありました。
それはヴォエのイラストをもらった瞬間、権利を含めてあなたのモノとして完全に所有できるということ。
これは創造主である三毛ヒゲ氏のヴォエに対する想いであります。
「自由にしてヴォエ」と。
ヴォエになりたい方はこちらから
1‐4 三毛ヒゲ氏が創り出した超分散型コミュニティー
あまりに緩い創造主・三毛ヒゲ氏のおかげで
ヴォエは急成長を遂げていったのだと考えています。
ヴォエ絵の愛着を強く沸かせた理由に、もらったイラストは基本的にSNS及びALISのアイコンにするからだと分析します。
もともとヴォエ絵は
オフ会で会った時に「アイコンよりカッコイイ!(可愛い!)」
と思ってもらうように作られたイラストです。
そのため流れとして、もらったヴォエ絵をアイコンにする流れが自然と定着していきました。
ただし、詳細はアイコンにしてもしなくても、オーケーです。
飽きたら他のイラストに変更しても、オーケー。
一応
三毛ヒゲ氏に色んなことをやってもいいかと質問をしますが、
全部
「いいヴォエ」
「好きにやっていいヴォエ」
「あまぎ~ヴォ~エ~」
と肯定的なコメントしか返ってきません。
そのため、原画のヴォエに身体がついたり、
他のテイストの絵に、ヴォエの被り物をつけてみたりと
各ユーザーの遊び心が、ぐんぐんと育っていきました。
そしてアイコンで遊んでいるうちに、ヴォエに夢中になりました。
その結果、みんなそれぞれ好き勝手に行動しているけれども、
中心には「ヴォエ」があるという今までに見たことのない組織の形が
徐々に形成されていくのです。
それはリーダーからのトップダウン型でもなく、
部下からのボトムアップの型にも当てはまりません。
ヴォエユーザーは基本的に各々自立して、活動しています。
ただヴォエについて面白いアイデアが浮かんだ場合、皆に投げかけます。
本当に面白い企画なら他のヴォエニスタがわらわらと乗っかっていき、
企画がぐんぐんと前に進んでいきます。
このように知恵を集約させるプラットフォームのような場に、
ヴォエは活かされています。
これも三毛ヒゲ氏がルールを厳しく設けず、
遊びという余白を残したおかげだと考えています。
1‐5 小さな点から大きな丸へ
ヴォエという一つの集団は、最近ますます目立ってきています。
もちろん企画のおかげでもありますが、各ユーザーの「ヴォエ」力が
以前にも増して強くなってきているからだと思います。
分かりやすい変化は、ヴォエユーザーに対して届く
外部メディアの寄稿依頼の件数の増加です。
最新では、
いぶきち氏の「CoinInfo」への寄稿(9/29公開予定)。
また
モアイ氏の「COINJINJA」への寄稿など
すでに外へと繋がりを持つヴォエライターが増えつつあります。
また、
ぽん氏作成の「ヴォエニスタHP」や
えぐぽん氏作成の「ヴォエグッズショップ」など
ヴォエ自身を外へと繋げる企画も活発に行われています。
そのおかげもあり、
一つのごく小さな点だった各ユーザーの影響力は、
日に日に大きな丸に進化しつつあります。
各自で力をつけ大きくなった影響力をヴォエに還元することで、
ヴォエニスタは見たこともない大きな未来を描いていくのです。
1‐6「ヴォエ」その不思議なコミュニティー
さて以上が「ヴォエ」に関しての全てです。
この記事は、誰に対して需要があるのか全く分かりません。
まあいいでしょう。
「ヴォエとは何ですか?」
と聞かれれば、
「ヴォエ」
と答えることしか出来ませんし。
ですが、それでいいと思っています。
「ヴォエ」の存在を認識してさえくれれば。
あとはヴォエニスタたちが活躍している場に
出向くその日まで待っていてください。
ヴォエに遭遇すれば、自ずとその世界観は見えてくるでしょうから。
「ヴォエ」という独創的な組織体系を今まで見たことがありません。
柔軟性があり自律性を保ったまま、時代の流れに身を寄せていく。
「ヴォエ」という不思議なコミュニティーの形に未来を感じました。
そしていずれは何処かのタイミングで、人気が爆発すると思っています。
ヴォエの野望は日本にとどまらず
いずれ世界にも認知されるような存在を目指しています。
「ヴォエ!」
「VOE!」
こんなボーダレスな会話が出来るその日まで、
ヴォエ達は、自らの描いた道を勝手に走り続けます。
その道のりは、まだまだ始まったばかりです。